【ことわざ】
驢事未だ去らざるに馬事到来す
【読み方】
ろじいまださらざるにばじとうらいす
【意味】
「驢」はロバの意味。一つのことが終わる前に、次のことがやってきたの意。
【語源・由来】
ロバに関することが終わらないうちに、馬に関することが出てくることから。
【出典】
「五灯会元」
【類義語】
・馬事未だ去らざれば馬事到来す
【英語訳】
Although a donkey does not yet go away, the horse came.
It is that another thing breaks out, before one thing finishes.
「驢事未だ去らざるに馬事到来す」の使い方
冬になってもインフルエンザがはやらないな、どうしたのかなと思っていたら2月になって急にはやり始めたわね。
ウィルスの世界に何があったんだろうね?しかも遅れたからなのか、関係ないのかA型とB型が同時流行しているってね。
もう、驢事未だ去らざるに馬事到来すって感じよね。さらに、そろそろ花粉症も来そうな気配だし・・・。
ロバ、馬ときたら、次は何かな?しまうまかな?
「驢事未だ去らざるに馬事到来す」の例文
- 驢事未だ去らざるに馬事到来すというように、この仕事が終わったばかりなのに、もう次の企画に取り掛からないといけないなんて、なんて忙しいんだ。
- 驢事未だ去らざるに馬事到来すという言葉のように、先日台風が来たばかりなのに、もう新しい台風が発生して、しかもそれが、三つだなんて。
- 驢事未だ去らざるに馬事到来すという言葉のように、さっきお客さんのピークが過ぎたばかりなのに、また、たくさんのお客さんが来たんだけど、今日は何かあるの?
- 驢事未だ去らざるに馬事到来すという言葉のように、この前漢字検定を受けて結果も出ていないのに、次は数学検定を受けるなんて君はやはりすごいね。
- 驢事未だ去らざるに馬事到来すという言葉のように、次から次へと閣僚のスキャンダルが出て、首相は連日の釈明会見で大変そうだ。