【ことわざ】
柳絮の才
【読み方】
りゅうじょのさい
【意味】
文才のある女性をほめる言葉。
【語源・由来】
中国晋(しん)の時代に、にわかに降り出した雪を「空から塩をまいた」など風流なたとえをしたが、王凝之(おうぎょうし)の妻の謝道韞(しゃどううん)が、「春の柳絮が空を舞う」(柳絮とは、柳の種の綿毛のことで、晩春に綿のように乱れ飛ぶ)とたとえたことで、その文才をたたえられたことから由来。
【出典】
世説新語
【類義語】
・詠雪の才(えいせつのさい)
【英語訳】
Woman of excellent literary talent.
【スポンサーリンク】
「柳絮の才」の使い方
ともこちゃんは、また作文コンクールで優勝して表彰されたんだね。
優勝もうれしいけれど、審査員の先生たちにとても褒められたこともうれしかったわ。
柳絮の才が高いということは、素晴らしいことだと思うよ。
ありがとう。将来は作家になれるように、もっと勉強したいと思っているわ。
「柳絮の才」の例文
- 新人とはいっても、彼女の作品は斬新ですばらしいよ。柳絮の才が高いということだろう。
- 姉は昔からお話を作るのが得意だった。今回、柳絮の才があると見込まれて、作家として作品を発表することになった。
- ずっと脚本を書き続けているけれど、私には彼女のような柳絮の才がきっとないのだと思う。
- 容姿が整っていることも、素敵な女性であるけれど、私は柳絮の才が高いと言われることが、最高の褒め言葉だと思っている。
- 今世間で話題の小説は、驚くようなストーリー展開で、大胆な展開は結末が想像もつかない。作者は柳絮の才が高いことは間違いない。
まとめ
柳絮の才というように、文才のある女性は、知識が豊富で魅力的なのではないでしょうか。
どのようなことでも、才能があるということは、素晴らしいことですね。
その才能を伸ばせるように、努力したいものですね。