「底に底あり」の意味とは?
【ことわざ】
底に底あり
【読み方】
そこにそこあり
【意味】
複雑に入り組み、分かりにくい事情があるということ。
「底に底あり」ということわざは、器には底と蓋があるように、物事には複雑に入り組んだいろいろな事情があるという意味なんだ。
そうやな。つまり、「物事にはいろんな要素や事情がある」ということやな。器には底があるだけでなく、蓋もあるんやで。同じように、物事も一つの要素だけでなく、いろんな要素が絡んでるってことや。
これは、物事を判断するときにはじっくりと見極めることの大切さを教えてくれることわざやな。
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「底に底あり」の語源由来・解説
【語源・由来】
真の姿は、底の下に底があるように複雑な事情が隠されていることが多い。
カンタン!解説
「底に底あり」ということわざは、物事が見た目以上に深い部分や裏側に隠れた事情があることを教えてくれるんだよ。
「宝箱をひとつ開けたら、その中にさらに小さな宝箱が隠れている」みたいな感じだね。だから、物事は一見しただけではわからない、もっと深く複雑だということだよ。
「底に底あり」の使い方
世の中底に底ありだな。
利害が絡むと余計に底に底ありよね。
子供のころは人の心もシンプルだったのに、利害が絡むと底に底ありだ。
人の気持ちになって考えなさいって言うけど、複雑すぎてこんなの分かるか―って投げ出すレベルね。
「底に底あり」の例文
- 政治家は庶民のことを全く考えていないが、底に底ありというように、そうせざるを得ない庶民に分からない複雑な事情があるのだろう。
- 表面からは分からないが、底に底ありで複雑に入り組み解決困難になっている。
- 底に底ありだから答えは一朝一夕には出ないよ。
- 十人いれば十人分の思惑や考えが絡むから、底に底ありだ。
- マトリョーシカには終わりがあるが、物事は底に底ありで無限でどこまでも複雑に入り組む。