「砂の底から玉が出る」の意味(類義語)
【ことわざ】
砂の底から玉が出る
【読み方】
すなのそこからたまがでる
【意味】
ありふれた取るに足らないものの中から貴重なものが出てくること。
砂の中から貴重な玉が見つかるように、ありふれたものの中にも大切なものがあるってことやね。これは、外見だけじゃなく、中身を見ることの重要性を教えてくれる言葉やわ。
【類義語】
・砂の中の黄金
・珠玉の瓦礫に在る如し
「砂の底から玉が出る」の解説
「砂の底から玉が出る」というのはね、たくさんの砂の中から、突然貴重な宝石や玉が見つかることを表しているんだよ。これは、普通だと思われていたものの中から、とても価値のあるものが見つかるという意味なんだ。
たとえば、学校で普通に見える子が実はとても才能があったり、何か特別なことができたりすることが「砂の底から玉が出る」ってことなんだ。その子の特別な能力や才能が、他の人たちには見えなかったけれど、実はそこにあったんだよ。
このことわざは、人や物事を見た目だけで判断しないことが大切だって教えてくれるんだよ。外見が普通でも、中には素晴らしいものが隠れていることがあるから、いつも心に余裕を持って見ることが重要なんだね。
「砂の底から玉が出る」の使い方
「砂の底から玉が出る」の例文
- 色んなチームを見て回ると、砂の底から玉が出るようにすごい選手がいたりする。
- コンクールなのに発表会レベルの演奏ばかりでつまらなかったが、砂の底から玉が出るごとく彼女の演奏がはじまり、あまりにもの素晴らしさに居住まいを正した。
- 砂の底から玉が出るように砂金が出てくるかもしれないと言って、健太くんは何日も庭の砂を掘り返している。
- 私立の学校がもてはやされているが、砂の底から玉が出るというし公立だって捨てたものではない。
- 砂の底から玉が出るというので、逸材がいるかもしれないから取りこぼさないよう全部に目を通す。