「雀海に入りて蛤となる」の意味(出典・語源由来・類義語)
【ことわざ】
雀海に入りて蛤となる
【読み方】
すずめうみにいりてはまぐりとなる
【意味】
物事の変化の激しさをいう。
雀が海に入って蛤になるほどの変わりようを例えてるんやね。これは、物事が根本的に変わることの例えやわ。大きな変化や進化を示す言葉やな。
【出典】
「国語」
【語源・由来】
古代中国の、季秋の月に雀が海中に入って蛤に変化するという俗信から。
【類義語】
・蕪は鶉となり山羊は鰻となる
「雀海に入りて蛤となる」の解説
この言葉、「雀海に入りて蛤となる」というのはね、小さな雀が海に入ると大きな蛤(はまぐり)に変わるっていう古い中国の話から来ているんだよ。これは、物事が全く違うものに大きく変わることを意味しているんだ。
たとえば、学校で普通の生徒が頑張って勉強して、すごく賢くなることも「雀海に入りて蛤となる」って言えるね。最初は小さな雀みたいだったけど、勉強して大きく成長することができるんだ。
このことわざは、どんなに小さなことからでも、努力や時間をかけることで大きく変わることができるって教えてくれるんだよ。だから、自分も頑張って何かを変えることができるっていう希望を持つことが大切なんだね。
「雀海に入りて蛤となる」の使い方
「雀海に入りて蛤となる」の例文
- 明治維新で雀海に入りて蛤となるように、世の中が大きく変わった。
- 再開発でこの町は、雀海に入りて蛤となるように変化した。
- 感染症蔓延で、当たり前のことが当たり前じゃなくなり雀海に入りて蛤となった。
- 都会に出た健太くんは、雀海に入りて蛤となるごとく垢ぬけて大きく変わってしまっていた。
- コンピューターが発明されてから、雀海に入りて蛤となるように変化のスピードが尋常じゃなくはやい。