「車軸を流す」の意味（語源由来・類義語）
【慣用句】
車軸を流す
【読み方】
しゃじくをながす
【意味】
雨が激しく降るようす。
「車軸を流す」という表現はね、まるで車の車軸（しゃじく）を流してしまいそうなほどの大雨を表しているんだよ。
ほほう、そりゃもうビショビショやな。車の軸っかいなんて、えらい太い木のことやから、そんなんが流れるくらいのどしゃぶりって、もう水の海やないか！
そんな雨が降り出したら、傘なんかさしててもあんまり意味ないわ。ズブ濡れ確定やね。
【語源・由来】
車の軸のような太い雨が降ることから。
【類義語】
・車軸を下す
・車軸を降らす
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「車軸を流す」の解説
カンタン！解説
「車軸を流す」っていう表現はね、ものすごく太い雨が降っている様子を言うんだよ。
想像してみてね。昔の車って、車輪の中心に太い棒があって、それが車軸って言われるんだけど、その車軸くらいの太さの雨がドバドバ降ってくるんだよ。もう、雨が水の柱みたいになって地面に落ちてくるんだ。だから「車軸を流す」っていうと、本当にすごい大雨が降っていて、そんな雨があたかも車軸を流してしまうかのように降っているって表現するんだよ。
例えば、外で遊んでいたら、突然空からとっても太い雨がドシャーッと降ってきたとするでしょ。その雨が強くて大きくて、まるでお風呂のお湯が一気に出てくるみたいな雨なんだ。これが「車軸を流す」って言うんだよ。そんな雨が降ったら、みんな急いで屋内に避難しないとびしょ濡れになっちゃうね！
「車軸を流す」の使い方
空が暗くなってきたわね。なんだか冷たい風も吹いてきたわ。急いで帰ったほうが良いかしら。
しばらくもつんじゃないかなあ。きっと大丈夫だよ。ゆっくり帰ろうよ。
きゃあ。車軸を流すような雨が降ってきたわ。ゲリラ豪雨ってやつかしら。やっぱり急いで帰ればよかったのよー！
そうだね。やっぱりともこちゃんの判断はいつも正しいよ！
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「車軸を流す」の例文
- 車軸を流すような雨が降って来て、傘を持っていたが役に立たなかったくらいに、頭以外はびしょ濡れになった。
- 車軸を流すような豪雨のせいで、水たまりならぬ、沼が一つできてしまった。
- 夜半から降りだした雨は、一気に車軸を流すほどの大雨にかわり、雷鳴がとどろき、稲光りが夜空を裂き、あちこちで落雷のための停電がおきた。
- 雨勢はだんだんつのってきて、車軸を流すようになったので、午後は作業を休みにしました。
- 雨ごいの儀式をしていたら、今まで晴れていたのがにわかにドットと車軸を流すばかりの雨になりました。
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