【慣用句】
シャッポを脱ぐ
【読み方】
しゃっぽをぬぐ
【意味】
とてもかなわないと認めて、降参する。
【語源・由来】
「シャッポ」は、フランス語の「シャポー」で帽子のこと。
【スポンサーリンク】
「シャッポを脱ぐ」の使い方
健太くんは、隣の町の偏屈で有名な先生の下で空手を習っていたことがあるって本当?
本当だよ。一年位かな。でも、あまりに僕がハチャメチャすぎるから先生に、どうかもう勘弁してくれって土下座されたんだ。
ええっ。あの偏屈な先生に土下座をさせただなんて、シャッポを脱ぐわ。ちょっと尊敬してしまうわよ。
そんなにすごいことかなあ。僕ごときに心を乱されるようじゃあ、あの先生もまだまだだよね。
「シャッポを脱ぐ」の例文
- これは健太くんに一本取られたとシャッポを脱ぐしかないであろうなあ。
- 君の熱意にはシャッポを脱いだ。言うとおりにするよ。
- この黒板の絵を描いたのが誰か知らないけれども、絵に関してはある程度自信がある私だが、その人にシャッポを脱ぐ。
- ともこちゃんは、健太くんのすばらしいひらめきにシャッポを脱いだのでした。
- 彼の見事な推理には、いつものことながらシャッポを脱ぐよ。
- どこにもつけこむ点はない、玄人としてみて正直なところシャッポを脱ぐしかないな。