「朋有り遠方より来る」の意味(出典)
【ことわざ】
朋有り遠方より来る
【読み方】
ともありえんぽうよりきたる
【意味】
志を同じくする友人が遠くから訪ねてきてくれるという意味で、遠くからやってきてくれた友人と語り合える楽しさを言ったことば。
「朋有り遠方より来る」は、孔子の言葉で、「遠方から志を同じくする友人が訪ねて来ることの喜び」を表現しているんだよ。
ああ、孔子の言葉から来てるんやね。つまり、「朋有り遠方より来る」っていうのは、「遠くから同じ考えを持つ友達が訪ねてくるのは、すごく嬉しいことや」っていう意味やな。
仲間や友人との出会いや絆を大切にする心を教えてくれてる言葉やね。同じ志を持つ人との交流は、何にも代えがたい喜びやな。学問だけでなく、色んなことに対する情熱を共有できるって素敵なことや。
【出典】
「論語」学而より。「論語」開巻冒頭の「子曰く、学んで時に之を習う、亦説ばしからずや」に続く「朋有り遠方より来る、亦楽しからずや」で、孔子の有名な奨学の一節。
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「朋有り遠方より来る」の解説
カンタン!解説
「朋有り遠方より来る」という言葉は、同じ志を持つ仲間や友人が遠くから訪れることの喜びを表現しているんだよ。
この言葉は、たとえ距離が離れていても、同じ考えや目標を共有する友人がいるということの楽しみや価値を強調しているんだね。たとえば、遠くに住んでいる友達が、特別な機会に会いに来てくれた時の喜びを表す時に使われるよ。
「朋有り遠方より来る」は、共通の趣味や関心を持つ友人との絆の深さや、そのような友人との再会の喜びを示す言葉なんだ。友人との関係の大切さや、遠く離れていても心は近いという意味が含まれているんだよ。
「朋有り遠方より来る」の使い方
学校で勉強をする意味って何なのかなあ。
朋有り遠方より来るって言うでしょう?学校で苦楽を共にし、一緒に学んだ友達と生涯の友となったり、同じ考えの友達が集まったり、素敵じゃないの。
なるほどねー。同士を見つけるんだね。じゃあ、僕と同じアイドル好きな人が集まって来てほしいな。
それもいいけど、その前に、せっかく学校に行っているんだから、向上心を持って学びましょうよ。
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「朋有り遠方より来る」の例文
- 朋有り遠方より来る、彼は、私の論文に感動して、遠くアメリカから私に会いに来てくれたというのだから、とてもうれしい。
- 朋有り遠方より来る、生まれも育ちもバラバラな人たちが集まって、一つの思いになり、研究をしているのだから、学問とはすばらしい。
- 朋有り遠方より来る、一緒に学ぶ友が居れば、学問はなお楽しい。
- 朋有り遠方より来る、人が集まり、議論し、より良いものを目指すことは良いことだ。
- 朋有り遠方より来る、同じ志を持った人と語り合えるなんて、大学とはすばらしい場所だ。