「旋毛を曲げる」の意味(類義語)
【慣用句】
旋毛を曲げる
【読み方】
つむじをまげる
【意味】
気分を悪くして、わざと反対する。わざとひねくれる。意地悪く反対して従わないという意味。
気持ちが傷ついたら、その反動で意地悪しちゃうっていう感じやね。人の心の変わりやすさを表す言葉やな。
【類義語】
冠を曲げる(かんむりをまげる)
「旋毛を曲げる」の解説
「旋毛を曲げる」という表現は、気分を害されたり、不快に思ったりしたときに、わざと逆らったり、意地悪く行動したりすることを意味する言葉だよ。
この言葉の「旋毛」とは、人の頭の上にある髪の毛が渦を巻いている部分を指しているんだ。この表現は、その旋毛をわざと曲げるように、自分の気分が悪くなったときに意図的に反抗的な態度を取る様子を比喩的に表しているんだね。
たとえば、誰かに嫌なことを言われたり、期待に反することがあったりした時に、その人に対して意地悪くしたり、逆らったりする行動を取ることがあるよね。そんな時に「旋毛を曲げる」という言葉を使うんだ。
このように、「旋毛を曲げる」は、自分の気分が害されたと感じたときに、意地悪や逆らうような行動を取ることを表す言葉なんだよ。
「旋毛を曲げる」の使い方
「旋毛を曲げる」の例文
- 弟はお寿司屋さんよりもラーメン屋さんにいきたいと旋毛を曲げて家族を困らせた。
- 弟はお兄ちゃんにゲームで負けて旋毛を曲げた。
- いつまでも旋毛を曲げていないで、カラオケにでも行こうよ。
この表現は、本来は自然に丸まっている旋毛(髪の毛の一部)が曲がるように、人の気持ちや行動が曲がってしまう様子を比喩的に表しているんだ。