「繋ぎ馬に鞭を打つ」の意味(類義語)
【ことわざ】
繋ぎ馬に鞭を打つ
【読み方】
つなぎうまにむちをうつ
【意味】
つないだ馬に鞭をあてても走れないように、しても無駄なこと。させようとも不可能なこと。
なるほどな。つまり、無駄な努力をするってことやな。
「せっかくやっても結果が出ないことをやるのは無駄」って意味やな。無理なことに手を出すよりは、ちゃんと結果が出ることに手をつけるべきやってことやな。これは、賢く努力することの大切さを教えてくれてるな。
【類義語】
・鴑馬に鞭打つ
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「繋ぎ馬に鞭を打つ」の解説
カンタン!解説
「繋ぎ馬に鞭を打つ」っていうことわざは、どんなにやってみても無駄なこと、または実現不可能なことを表しているんだよ。
想像してみてね、馬がロープで繋がれているときに鞭を打ったとしても、馬は動けないよね。だから、それを無駄な努力を表す表現として使っているんだ。
たとえば、大人の話をしている時に、小さな子供が口を挟んでも理解できないよね、そんな感じ。だから、「繋ぎ馬に鞭を打つ」っていうことわざは、どんなに頑張っても結果が出ない、無駄な努力をすることを教えているんだよ。
「繋ぎ馬に鞭を打つ」の使い方
一生懸命説明しているんだけど、分かってもらえないんだよね。
繋ぎ馬に鞭を打つってやつよ。彼は日本語が分からないんだもの。
そうなの?「こんにちは」って言ってたよ。
健太くんだって「Hello」くらい言えるでしょう?
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「繋ぎ馬に鞭を打つ」の例文
- 健太くんの学力では、どんなに頑張っても繋ぎ馬に鞭を打つようなものだ。受験校のランクを下げた方がいい。
- 適材適所を心掛けないと、繋ぎ馬に鞭を打つように時間と人材の無駄になる。
- そのやり方では、繋ぎ馬に鞭を打つごとく結果は出せないだろう。
- 力不足なものに力以上のことをさせても、繋ぎ馬に鞭を打つようなものだから相応の仕事を与えるべきだ。
- 数学が苦手な健太くんに計算係をさせても、繋ぎ馬に鞭を打つようにいつまでたっても終わらないだろう。
すでに繋がれている馬に鞭を打っても動くわけではないから、これは効果のない努力は時間の無駄、という教えなんだ。