【慣用句】
運を天に任せる
「運を天道に任せる」ともいう。
【読み方】
うんをてんにまかせる
【意味】
うまくいくかどうかは天の意志に任せる。成り行きに任せること。
【語源・由来】
運否天賦より。「運否」とは、幸運と不運の意。「天賦」は、天が与えるもの。
【類義語】
運は天にあり(うんはてんにあり)
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「運を天に任せる」の使い方
明日は空手の大会だ。やれるだけのことはやったから、あとは運を天に任せるだけだ。
そうね。毎日、一生懸命頑張ったわよね。
うん。おかげで不安は全くないよ。
そうね。自分の努力を信じて頑張って勝ってきてね。
「運を天に任せる」の例文
- 明日は入学試験だが、勉強面は万全だから、あとはインフルエンザが猛威を振るっているので、体調面で運を天に任せるしかない。
- 毎日、血のにじむような努力をしてきたのだから、あとは運を天に任せるしかない。
- 筆記の一次試験は合格したが、二次試験はくじ引きだから、運を天に任せるしかない。
- どのチームと当たるかは、明日のくじ引き次第だから、運を天に任せるしかない。
- くじ引きの商品である、あの掃除機が絶対に欲しいが、自分で当たりを選ぶことはできないから運を天に任せるほかはない。
「運を天に任せる」の文学作品などの用例
これは前の書生より一層乱暴な方で吾輩を見るや否やいきなり頸筋をつかんで表へほうり出した。いやこれは駄目だと思ったから眼をねぶって運を天に任せていた。しかしひもじいのと寒いのにはどうしても我慢が出来ん。(夏目漱石の吾輩は猫であるより)