「魚の木に登るが如し」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
魚の木に登るが如し
【読み方】
うおのきにのぼるがごとし
【意味】
絶対に無理なことをしようとするたとえ。また、自分が本来いる場所を離れて手も足も出ないこと。
「魚の木に登るが如し」という表現は、魚が木に登ろうとするような、つまり、不可能と思われることをしようとするさまを表しているんだ。
あー、それは「無理難題に挑む」ってことやな。まさか魚が木に登るわけないやん、そんなことをしようとするくらい、手に負えないことに挑むってことやな。
それは、やる前からあきらめたらあかん、というメッセージが含まれてるんかな。
魚が水から出て木に登る意から。
【類義語】
・魚の水を離れたよう
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「魚の木に登るが如し」の解説
カンタン!解説
「魚の木に登るが如し」っていう表現は、まあ、考えてみてね、魚が木に登ろうとするって、そんなの不可能でしょ?それをイメージすると、何かすごく難しいことや、できそうにないことをやろうとしている時のことを表しているんだよ。
例えば、友達がロケットを作って宇宙に行こうと言い出したら、「それは魚の木に登るが如し」って言うことができるよ。つまり、それは本当に難しくて、ほとんど無理だということを伝えたいときに使う言葉なんだ。
この表現は、人が自分の能力や状況を超えて、本当に難しいことや不可能と思われることを試みる時のことを言っているんだよ。だから、この言葉を使って、そのような大変な挑戦や試みを表現することができるんだね。
「魚の木に登るが如し」の使い方
健太くんがあの最高学府を受けるの?
チャレンジしてみることにしたんだ。
魚の木に登るが如しね。
そんなに無理かな。何とかなると思ったんだけどな。
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「魚の木に登るが如し」の例文
- この会社を再生させるのは魚の木に登るが如しだ。
- 20年使ったオーブンだから使えるようにするのは魚の木に登るが如しです。まず部品がありません。
- 何の準備もしていないのに宇宙飛行士の試験を受けても、魚の木に登るが如しで受かるわけがない。
- 日本語すらまともに話せない健太くんが海外に留学するとは、魚の木に登るが如しというか無謀というか。
- 泳げないのに溺れている子を見捨てることができず川に飛び込み、魚の木に登るが如しだった。偶然消防車が通りかかって助かった。