「漆は剝げても生地は剝げぬ」の意味(語源由来)
【ことわざ】
漆は剝げても生地は剝げぬ
【読み方】
うるしははげてもきじははげぬ
【意味】
持って生まれた素質は変わらないということ。
「漆は剝げても生地は剝げぬ」は、人の持って生まれた素質や才能は、外から見た表面的なものが変わったとしても、基本的な部分は変わらないという意味を持つことわざだよ。
それは深いな。たとえ外側がどんなに変わろうとも、中にある本質は変わらないんやな。
人間も同じで、どんなに周りの環境や自分自身の状況が変わっても、本当の自分は変わらないんや。それを思い出させてくれる、いいことわざやね。
漆がはげると器の下地があらわれるが、生地がはげることはないという意から。
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「漆は剝げても生地は剝げぬ」の解説
カンタン!解説
「漆は剝げても生地は剝げぬ」っていうことわざはね、人が元々持っている性質や才能は、どんなに状況が変わっても、絶対に失われないっていう意味だよ。
例えばね、君がサッカーがとても得意だとしよう。でも、怪我をしてしばらくサッカーを休むことになったとしても、君のサッカーの才能はなくならないんだよ。休んでいた間に少し技術が下がるかもしれないけど、その基本的な才能はまだ君の中にあるんだ。
このことわざは、漆器の表面の漆が剝げ落ちても、その下の部分は剝げ落ちないことにたとえているんだ。つまり、人間の内面にある本質的な能力や性質は、どんなに外側が変わろうとも、絶対に失われないっていうことを表しているんだよ。
「漆は剝げても生地は剝げぬ」の使い方
芸能人のすっぴんって意外と普通なのかな。
漆は剝げても生地は剝げぬだからきれいなんじゃない?
漆のようにプロのメイクで着飾っているじゃない。
それでもスカウトされるくらい元の素材は良いんだと思うわ。
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「漆は剝げても生地は剝げぬ」の例文
- どんなにおしゃれをしても、漆は剝げても生地は剝げぬで内面は変わらない。
- 都会に出て垢ぬけたが、漆は剝げても生地は剝げぬで彼自身は何も変わっていない。
- 退職して肩書をなくしても、漆は剝げても生地は剝げぬだ。本人に魅力があれば人が去っていくことはない。
- 見た目が老化で劣化しても、漆は剝げても生地は剝げぬだから心は清くありたい。
- 年月が経って漆は剝げても生地は剝げぬで、彼はいつまでも彼のままだ。