「兎も七日なぶれば噛み付く」の意味(類義語)
【ことわざ】
兎も七日なぶれば噛み付く
【読み方】
うさぎもなぬかなぶればかみつく
【意味】
大人しい人でもいじめられ続けると怒りだす。
「なぶる」は、いじめる。
なるほどな。つまり、「どんなに大人しい人でも、何度もいじめられたりされたら、怒るときは怒る」ってことやな。兎みたいにおとなしくても、我慢の限界ってのがあるんやな。
これは、どんなに温厚な人も、何度も挑発されれば反撃するってことを教えてくれてるんや。みんなも、他人をなめてかかると、やがて怒りの矛先が自分に向かうこともあるってことを気をつけなあかんな。
【類義語】
・仏の顔も三度
・地蔵の顔も三度
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「兎も七日なぶれば噛み付く」の解説
カンタン!解説
「兎も七日なぶれば噛み付く」っていうことわざはね、見た目がおとなしくて大人しい人でも、何度も何度もいじめられたり、ひどく扱われたりすると、ついには怒って反抗するよ、っていう意味だよ。
ウサギって普段は静かで優しい動物だよね。でも、ずっと追い詰められていたら、ウサギだって反撃するよ。それがこのことわざの元になっているんだ。
だから、「兎も七日なぶれば噛み付く」っていうことわざは、例えば、普段は優しい友達が、何度もいじめにあって、とうとう怒って反抗したときなどに使うんだよ。大人しく見える人でも、我慢の限界を超えたら、怒ることがあるんだってことを教えてくれるんだよ。
「兎も七日なぶれば噛み付く」の使い方
先生が生徒をいじっているんだけど、あれは度を越している気がするな。
生徒が嫌がっているもんね。
兎も七日なぶれば噛み付くというけど、そろそろ彼がキレないか心配だよ。
冷静に先生の愚行を教育委員会に訴えでればいいけど、暴力に訴えたら大変ね。
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「兎も七日なぶれば噛み付く」の例文
- 彼はおとなしいが、兎も七日なぶれば噛み付くというからそろそろやめた方が良い。
- 上司が新入社員をいたぶっているが、兎も七日なぶれば噛み付くという。そろそろ訴えられてもおかしくない。
- いじめたくなるような陰気なやつだと思っていたが、兎も七日なぶれば噛み付くことを忘れていた。
- 兎も七日なぶれば噛み付くのだから、あまり甘く見ない方が良い。
- 弱気な人だってプライドがある。我慢の限界が来た時、兎も七日なぶれば噛み付くとなるよ。
この言葉は、おとなしい性格の兎でさえ、何日もいじめられれば噛みつくだろう、という状況を基にしているんだ。