「歌は世につれ世は歌につれ」の意味(類義語・英語訳)
【ことわざ】
歌は世につれ世は歌につれ
【読み方】
うたはよにつれよはうたにつれ
【意味】
どんな歌が流行するかは世相の変化に伴って変わっていくが、一方、世相のほうも流行する歌に影響される。このように歌と世の中はおたがいにかかわり合って移り変わっていくのである。
歌と世間はお互いに影響しあっているんやな。
【類義語】
・歌はところにしたがう
【英語訳】
Popular songs change with the times and the times change with popular songs.
「歌は世につれ世は歌につれ」の解説
「歌は世につれ世は歌につれ」の「歌」とは、人々がよく歌ってる、その時々の流行の歌のことを指すんだ。「世」というのは、その時の社会や世の中の流れ、つまりは時代背景のことを言うよ。
つまり、「歌は世につれ世は歌につれ」は、流行の歌はその時代の流れや人々の気持ちに影響されるし、逆に、その歌が人々の心に影響を与えて、社会の雰囲気を作っていくんだよ、っていう意味になるんだ。
例えば、江戸時代には平和な時間が長く続いて、町の人々が楽しく過ごせる余裕が出てきたから、いろんな歌やエンターテインメントが生まれたんだよ。
でも、明治時代になると、日本が戦争の時代に突入して、国を盛り上げるための軍歌が流行ったんだ。
そして、戦争が終わって平和が訪れた後の時代には、希望を与えるような歌や、前向きな気持ちにさせる歌が人気になったよ。
これが分かると、歌と社会の雰囲気がどう関連しているかがよくわかるよね。「歌は世につれ世は歌につれ」っていう言葉、これがどこから来たかというと、あるテレビの歌番組で司会者がよく使っていた言葉が広まったんだってさ。
「歌は世につれ世は歌につれ」の使い方
「歌は世につれ世は歌につれ」の例文
- 昔は、遊び歌やわらべ歌が子どもたちの間でよく歌われていた。しかし今は、アニメやゲームの主題歌が人気だ。「歌は世につれ世は歌につれ」ということわざの通り、歌の人気も時代によって変わっていくんだね。
- 歌は世につれ世は歌につれという言葉があるけれど、今は恋の歌が多いから、今後は人口が増加する世の中になるのだろうか。
- 最近、リサイクルやエコについて歌った曲が学校で流行っている。先生は「歌は世につれ世は歌につれ」と言って、歌が環境問題に関心を持つきっかけになることを教えてくれた。
- 歌は世につれ世は歌につれという言葉があるけれど、戦争中は、戦争に反対する歌も本も絵も禁止されていた。
- 最近の音楽シーンでは、環境問題や社会問題を取り上げた歌が多くなっている。「歌は世につれ世は歌につれ」と言われるように、社会の関心事が歌に反映され、歌がさらに社会に影響を与えている。
- 歌は世につれ世は歌につれという言葉があるけれど、恋の歌が多い割には、少子化、少子化って騒がれている。
- ある時代は、ダンスミュージックが大流行し、みんなが楽しく踊っていた。しかし、その後の世相の変化により、よりメッセージ性の強い歌が多くなった。これも、「歌は世につれ世は歌につれ」ということわざ通り、歌と世相が相互に影響を与えているからだ。
- 歌は世につれ世は歌につれという言葉があるけれど、僕の歌の力で平和な世の中をつくることが夢なんだ。
- 歌は世につれ世は歌につれという言葉があるけれど、世相に合わせて曲を作ると売れるから、「歌は世につれ」の部分はわかるんだけど、歌で世相を変えたら格好いいよね。
- 学校の音楽会で、先生が「歌は世につれ世は歌につれ」と言って、子どもたちに歌の歴史を教えてくれた。昔の歌から現代の歌まで、どんな歌が流行ってきたかを学ぶことで、その時代の世相も理解できると先生は話した。
- 歌は世につれ世は歌につれという言葉があるけれど、昔懐かしのヒット曲というのを年代別に聞くと、その時代がなんとなく見えてくるよね。