【ことわざ】
歌は世につれ世は歌につれ
【読み方】
うたはよにつれよはうたにつれ
【意味】
どんな歌が流行するかは世相の変化に伴って変わっていくが、一方、世相のほうも流行する歌に影響される。このように歌と世の中はおたがいにかかわり合って移り変わっていくのである。
【類義語】
・歌はところにしたがう
【英語】
Popular songs change with the times and the times change with popular songs.
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「歌は世につれ世は歌につれ」の使い方
歌は世につれ世は歌につれっていうけれど、恋の歌が多い今は、平和な時代ってことよね。
そうだね。恋にうつつをぬかすことができるって言うのは平和のあかしだねえ。
お父さんが言うには、景気が停滞してた時代は、がんばれっていう応援ソングが多かったらしいわよ。
へえ。僕は恋の歌より、応援ソングの方が好きだなあ。応援の歌を聞いていると、部活の試合中の声援が思い浮かぶんだよ。
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「歌は世につれ世は歌につれ」の例文
- 昔は、遊び歌やわらべ歌が子どもたちの間でよく歌われていた。しかし今は、アニメやゲームの主題歌が人気だ。「歌は世につれ世は歌につれ」ということわざの通り、歌の人気も時代によって変わっていくんだね。
- 歌は世につれ世は歌につれという言葉があるけれど、今は恋の歌が多いから、今後は人口が増加する世の中になるのだろうか。
- 最近、リサイクルやエコについて歌った曲が学校で流行っている。先生は「歌は世につれ世は歌につれ」と言って、歌が環境問題に関心を持つきっかけになることを教えてくれた。
- 歌は世につれ世は歌につれという言葉があるけれど、戦争中は、戦争に反対する歌も本も絵も禁止されていた。
- 最近の音楽シーンでは、環境問題や社会問題を取り上げた歌が多くなっている。「歌は世につれ世は歌につれ」と言われるように、社会の関心事が歌に反映され、歌がさらに社会に影響を与えている。
- 歌は世につれ世は歌につれという言葉があるけれど、恋の歌が多い割には、少子化、少子化って騒がれている。
- ある時代は、ダンスミュージックが大流行し、みんなが楽しく踊っていた。しかし、その後の世相の変化により、よりメッセージ性の強い歌が多くなった。これも、「歌は世につれ世は歌につれ」ということわざ通り、歌と世相が相互に影響を与えているからだ。
- 歌は世につれ世は歌につれという言葉があるけれど、僕の歌の力で平和な世の中をつくることが夢なんだ。
- 歌は世につれ世は歌につれという言葉があるけれど、世相に合わせて曲を作ると売れるから、「歌は世につれ」の部分はわかるんだけど、歌で世相を変えたら格好いいよね。
- 学校の音楽会で、先生が「歌は世につれ世は歌につれ」と言って、子どもたちに歌の歴史を教えてくれた。昔の歌から現代の歌まで、どんな歌が流行ってきたかを学ぶことで、その時代の世相も理解できると先生は話した。
- 歌は世につれ世は歌につれという言葉があるけれど、昔懐かしのヒット曲というのを年代別に聞くと、その時代がなんとなく見えてくるよね。