【ことわざ】
禍も三年経てば用に立つ
【読み方】
わざわいもさんねんたてばようにたつ
【意味】
災害のようなものでも、三年も時がたつと何かの役に立つ。あるいは幸福の原因になるという意味。不用なものはないというたとえ。
【類義語】
・禍三年時の用
・禍も三年置けば福の種
・いらぬ物も三年経てば用に立つ
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「禍も三年経てば用に立つ」の使い方
今、空手をやっていて幸せだし充実しているんだけど、ここにたどり着くまでに、回り道をしてきてしまったんだよ。
その回り道が無駄だったと思っているの?
うん。その間も空手の練習をしていたら、もっと強かったかもしれない。
禍も三年経てば用に立つ、人生に無駄はないわよ。回り道したおかげで空手に出会えたのかもしれないわよ。せっかく出会えた空手なんだから、一生懸命がんばってね。
「禍も三年経てば用に立つ」の例文
- 禍も三年経てば用に立つ、あの時けがをしたおかげで、僕は立ち止まって自分の人生と向き合うことができました。
- 今はつらいかもしれないけれども、ここを乗り越えれば、いつか禍も三年経てば用に立つって本当だねって笑える日が来るわよ。
- 禍も三年経てば用に立つというけれども、あの不運のおかげで、健太くんと出会い今の幸福があります。
- 不合格だった悲しみがあったからこそ、禍も三年経てば用に立つ、今回、合格を手にすることができました。
- 禍も三年経てば用に立つ、人生に無駄なことはない、苦難も悲しみもいずれ人生の肥やしとなる。