【慣用句】
闇夜に目あり
【読み方】
やみよにめあり
【意味】
こっそり悪事をはたらいたつもりでも、いつかは必ず人に知られる。
【語源・由来】
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【類義語】
・壁に耳あり障子に目あり
・石に耳あり
・垣に耳あり
・壁に耳あり徳利に口あり
・壁に耳石に口
・壁に耳垣に目口
・壁に耳天に口
・こそこそ三里
・天に口あり地に耳あり
・昼には目あり夜には耳あり
・耳は壁をつたう
・藪に耳
【対義語】
ー
【英語訳】
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「闇夜に目あり」の使い方
健太くん。昨日の夜、こっそり運動場に0点のテストの答案を埋めたでしょう?
えっ?何で知っているの?真っ暗で、誰もいないのを確認したはずなんだけど・・・。
闇夜に目ありって言うじゃない。悪いことをしようとしても、いずれはこうやってばれるものなのよ。ちゃんと掘り起こしてお母さんに見せないとだめよ。
ともこちゃんにはかなわないなあ。はーい。わかりました。
「闇夜に目あり」の例文
- 闇夜に目ありというように、悪だくみをしようとしても、いつかはばれてしまう物なのだから、正直に生きた方がいいぞ。
- 闇夜に目ありというじゃないか、悪い方法でもうけようとしても、いずれ白日の下にさらされ、結局すべてを失うことになるよ。
- 闇夜に目ありという言葉があるように、どんなに計画的に悪事をはたらいても、必ず誰かに見られて露見することになるんだから、それだったらやらないほうが良いと思わないか。
- 闇夜に目ありというように、いつだれが目撃しているかもわからないし、ばれる日におびえて暮らすのも大変だからまじめに生きるのが一番いいよ。
- 闇夜に目ありというように、この暗闇の中だって、誰かが見ているかもしれないのだから、悪い考えはすてて、まっすぐに生きていけ。
- 闇夜に目ありというけれども、まさかあの瞬間を見られているとは、想像だにしなかったよ。