「粟有れども食わざれば餓えに益無し」の意味(語源由来)
【ことわざ】
粟有れども食わざれば餓えに益無し
【読み方】
ぞくあれどもくわざればうえにえきなし
【意味】
有用なものでも使わなければ役に立たないということ。
「粟」は、穀物。
おお、それはつまり、「いくらいいものがあっても、使わなければ何の役にも立たない」ってことやな。たとえば、食べ物があるのに食べなかったら、おなかがすいたままで助けにはならんってことやな。
つまり、大切なものやチャンスがあっても、それを活かさないと意味がないってことを教えてくれるんやで。
食べ物があっても食べなければ飢えることから。
【スポンサーリンク】
「粟有れども食わざれば餓えに益無し」の解説
カンタン!解説
「粟有れども食わざれば餓えに益無し」ということわざは、どんなに有用なものを持っていても、それを適切に使わなければ何の役にも立たないという意味を持っているんだよ。この言葉は、食べ物があるにも関わらずそれを食べない場合、飢えをしのぐことができないという事実から来ているんだね。
このことわざは、持っているリソースや機会を活用しなければ、その価値が失われるという教訓を含んでいるよ。たとえば、食糧があるにもかかわらずそれを食べないなら、飢えを防ぐことはできないということなんだ。
この言葉は、持っているものを有効に活用することの重要性を教えてくれるんだね。資源や機会がある場合には、それを活かして目的を達成することが重要だというメッセージを伝えているよ。また、このことわざは、単に有用なものを持つだけではなく、それをどのように使うかが重要であることを示しているんだ。所有することだけでなく、実際にそれを活用することが、その価値を最大限に引き出す鍵となるんだよ。
「粟有れども食わざれば餓えに益無し」の使い方
図書館にはいい本がたくさんあるのに、利用者が少ないのよ。
粟有れども食わざれば餓えに益無しだね。どれだけ有用な本があるか知らせないとだめだね。
図書館だよりを発行しようかな。
時事ネタに合わせた本から、名作までいろいろ紹介できたらいいね。
【スポンサーリンク】
「粟有れども食わざれば餓えに益無し」の例文
- ワクチンが確保できても、その安全性を国民に知らしめないと粟有れども食わざれば餓えに益無しだ。
- MRIがあるのに、粟有れども食わざれば餓えに益無しで使いこなせる技術者がいないから無用の長物になり果てている。
- 立派な箱モノを作っても市民が利用しなければ意味がない。粟有れども食わざれば餓えに益無しとならないよう、市民の意見に耳を傾けるべきだ。
- 素晴らしい観光資源があるのに活用しきれなければ、粟有れども食わざれば餓えに益無しだ。
- 優秀な社員がたくさんいるのに、上司が無能でその才能を生かしきれないようだと粟有れども食わざれば餓えに益無しとなる。
例えば、食べ物があってもそれを食べなければ、お腹が空いたままで助けにはならないよね。