「ずくなしの大だくみ」の意味(語源由来)
【ことわざ】
ずくなしの大だくみ
【読み方】
ずくなしのおおだくみ
【意味】
身の程知らずなこと。
これは、自分の能力を正しく理解せずに無理なことをしようとする人を批判する言葉やわ。現実と野望のギャップを表してるんやな。
【語源・由来】
ろくに仕事ができない人が、自分の能力以上の大きなことを企む意から。
「ずくなしの大だくみ」の解説
この言葉、「ずくなしの大だくみ」というのはね、実はあまり仕事ができないのに、自分では大きなことができると思っている人のことを言うんだよ。「ずくなし」というのは、役に立たない人や怠け者、臆病者のことを指す言葉なんだ。
たとえば、学校のプロジェクトで、いつもあまり頑張らない子が「僕たち、大きなイベントをやろうよ!」と言って、実はその子自身がほとんど何もしなかったり、計画を立てられなかったりするのが「ずくなしの大だくみ」ってことなんだ。
このことわざは、自分の本当の能力をよく知って、無理なことをしようとしないことが大切だって教えてくれるんだよ。自分に合った役割を見つけて、みんなで協力することが重要だっていうことを示しているんだね。
「ずくなしの大だくみ」の使い方
「ずくなしの大だくみ」の例文
- 海賊王になるなんてずくなしの大だくみだと思っていた。
- 彼はハリウッド進出を目指したが、ずくなしの大だくみだ。あの演技力では失敗するだろう。
- そのスタイルでモデルになるの?ずくなしの大だくみだね。
- 政治家になりたいから出馬するなんて、ずくなしの大だくみであきれるよ。誰も君に投票しないと思う。
- ずくなしの大だくみだな。身の程を知れ。
この表現は、自分の実力を過大評価して、身の程を知らない行動をすることを批判的に表すたとえだね。