【ことわざ】
粋が身を食う
【読み方】
すいがみをくう
【意味】
花柳界や芸人社会の事情に通じて粋がることは、遂にはその道に溺れて身を滅ぼすことになる。
【語源・由来】
江戸版「いろはかるた」の一つ。
【類義語】
・芸は身の仇(げいはみのあだ)
【対義語】
・芸は身を助ける
【英語訳】
A life devoted to pleasure is necessarily short.
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「粋が身を食う」の使い方
昨日、隣の家が引っ越しをしていったんだ。
そうなの?
なんだか、粋が身を食って家を売ることになったって、お母さんたちが話していたよ。
それは大変ね。
「粋が身を食う」の例文
- 同僚が最近金銭的に余裕がないと言っていたけれど、毎日遊び歩いていて粋が身を食ったのだろう。
- 人づてに聞いた話だけれど、昔のクラスメイトは粋が身を食ってどこかへ逃げたらしい。
- あの角の家は、亭主が粋が身を食って家屋を売り飛ばすことになったと、近所の人が話していた。
- 遊びはほどほどにしておかないと、粋が身を食ってしまってから気づいても遅い。
- 道楽の果てがあのていたらくとは、粋が身を食っただね。
「粋は身を食う」ともいう。
「粋」は「いき」とも読むが、「いきが身を食う」は誤り。
「すい」を「酸い」と書くのは誤り。
「すい」を「酸い」と書くのは誤り。