【慣用句】
猿真似
【読み方】
さるまね
【意味】
何の考えもなく他人の真似をすること。
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「猿真似」の使い方
健太くん。ちょっとやめてよ。私の作文を猿真似して書いて提出したら、私も一緒に先生に怒られるじゃない。
ともこちゃんは、先生に信頼されているから大丈夫だよ。
大丈夫じゃないわよ。本当にやめてよ。自分で書きなさいよ。
そんな冷たいこと言わないで助けてよ。
「猿真似」の例文
- カラオケ大会で賞を取ったと思ったら、調子に乗って、今度は派手な着物を着込んで歌手の猿真似をする始末だ。
- 作品に自分の個性を出そうと努力をしないで、ただ先生の猿真似だけしていては、絵は少しも上達しない。
- 彼の家は、出窓のあるヨーロッパ建築を猿真似した住宅だったが、彼の部屋がある二階の窓がからカーテン越しに光が洩れていた。
- 自信と創意とがなければ、世を動かしたり、人を動かしたりすることはできないと思うし、他の人がやってうまく行ったのを真似てみたところで、要するにそれは猿真似にすぎない。
- ミケランジェロの死後は、ローマのサン・ピエトロ大聖堂を手本にして、その猿真似ばかりだった。