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【先を越す】の意味と使い方や例文(慣用句)

【慣用句】
先を越す

【読み方】
さきをこす

「せんをこす」ともいう。

【意味】
人より先にものごとをしてしまう。

【類義語】
・先手を打つ(せんてをうつ)
・機先を制する(きせんをせいする)

【対義語】
・後れを取る(おくれをとる)
・後手に回る(ごてにまわる)
・後塵を拝する(こうじんをはいする)

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「先を越す」の使い方

健太
ああ。先を越された!僕も、液体の凍り方についての自由研究をしようと思っていたのに・・・。
ともこ
だから、宿題は早めにやるべきだって言っているのに、今からだと、ほとんどの研究課題が先を越されてしまっているんじゃないの?
健太
うーん。だったら僕は、何を研究すればいいんだろう。
ともこ
今後のために、どうすれば、宿題を後回しにしないですむかの研究をしたらいいと思うわ。

「先を越す」の例文

  1. 開発に思ったより時間がかかり、他の会社に先を越されたので、その企画は商品化することを見送ることになったのです。
  2. 友達の先を越して、早々と作文の清書をすませてしまった。
  3. 今回の辞令で、同期の健太くんに先を越されてしまい、健太くんは課長に出世したのです。
  4. アメリカは2度ならず3度までもソ連に先を越されてしまったので、月に行くのはアメリカが先を越す必要があった。
  5. 僕のことを一番理解してくれている兄は、いつも、先を越して僕を元気づけてくれる。
  6. 残念ながら、その件は先を越されてしまっていたので、手の出しようが無かったのです。