「気が利きすぎて間が抜ける」の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【ことわざ】
気が利きすぎて間が抜ける
【読み方】
きがききすぎてまがぬける
【意味】
機転をきかせすぎた結果、肝心なところでかえって手落ちが生じてしまうこと。また、よく気が利くのに、どこか不注意なところがあること。
なんか、食事のときにご飯とおかずを用意しといて、汁物忘れてるみたいなミスやな。大事なことを忘れんように、バランスが大切やね。
【語源・由来】
いろいろと細かいところまで気を回し、注意をしすぎると、かえって重要なところや大切なところが抜けてしまい、失敗することがあるということ。
【類義語】
・気が利いて間が抜ける
【英語訳】
Over fast over loose.(締めすぎてゆるみすぎ)
「気が利きすぎて間が抜ける」の解説
「気が利きすぎて間が抜ける」っていう言葉はね、色々なことを気にしすぎて、結果的に大切な部分を忘れたり、見逃したりすることを言うんだよ。
例えばね、友達の誕生日パーティーをサプライズで計画する時に、ケーキやプレゼント、飾り付けなど、細かいことを全部考えたけど、誕生日の日にみんなを集める場所を決め忘れてしまうようなことさ。
つまり、細かいところに気を使いすぎて、大事なポイントを見落とすことを指しているんだよね。人は時々、小さいことばかり気にしすぎて、大切なことを忘れてしまうことがあるから、この言葉はそのような状況を表しているんだ。
「気が利きすぎて間が抜ける」の使い方
「気が利きすぎて間が抜ける」の例文
- 彼は頭が良すぎて、いつも無駄を嫌い、結論を急ぐので人情に疎く気が利きすぎて間が抜けると言われている。
- 彼は、気が利きすぎて間が抜けるの典型例で、グループセッションでは、一人で結論を出し、まわりと同調しようとしないから上からの評価は意外と低い。
- 彼女は気が利きすぎて間が抜けるの言葉通りの人で、来客用にお菓子を買い、家の掃除もしたのに、その来客を駅まで迎えに行くことを忘れていた。
- 彼は気が利きすぎて間が抜けるの言葉のような人で、コンピューターのように計算が速いが、トウモロコシの育ち方を知らなかったりする。
- 彼女は気が利きすぎて間が抜けるという言葉のような人で、頭が良すぎてコミュニケーション能力が低い。