「軍門に降る」の意味(語源由来)
【ことわざ】
軍門に降る
【読み方】
ぐんもんにくだる
【意味】
戦争に負け、降参する。また、競争や試合などに負ける。
「軍門に降る」という言葉は、戦で敵に敗れて降参する、という意味があるんだよ。
ああ、なるほどな。つまり、「手を上げて負けを認める」ってことやね。
戦や競争でどんなにがんばっても、最終的には相手の方が上手やった、って時に使う言葉やな。勝ったり負けたりはあるけど、その後どう立ち直るかが大事やな!
【語源・由来】
「軍門」は、陣営の入り口のこと。投降して敵の軍門に入るという意から。
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「軍門に降る」の解説
カンタン!解説
「軍門に降る」っていう言葉は、戦争やバトルで負けちゃって、手をあげて「もうダメだ、降参する!」っていうときのことを言うんだよ。
例えば、昔の戦争で、ある国がもう勝てないと思ったら、その国のリーダーが相手の国に向かって「もう戦わないよ、降参するよ」と言って、戦争を終わらせることがあったんだ。それが「軍門に降る」の元の意味なんだよ。
でも、今では、戦争だけじゃなく、スポーツの試合や、ゲーム、競争で負けることも「軍門に降る」と言うことがあるんだ。たとえば、サッカーの試合で、あるチームが大差で負けて、もう追いつけないと感じたときなんかにも使われるよ。簡単に言うと、「もう負けた、勝てない」と感じることを言うんだね。
「軍門に降る」の使い方
僕と空手で戦って軍門に降った子が、僕の師匠に空手を習いたいって言ってきたんだ。
へえ。それで、お師匠さんはどうしたの?
その子の先生はとても立派な方だし、もっと信頼してもう少し頑張ってみてはどうかって勧めていたよ。
そうね。きっとそういう子は、健太くんのお師匠さんの下でも結果は出せないわよね。
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「軍門に降る」の例文
- かなり前から唱えられてきた説だが、これまでの私の研究の結果から、私もこの説の軍門に降ることにした。
- その業界の勝ち組は、経営の独立を守り通し、負け組は再編される側に回り、外資の軍門に降ったのだった。
- 物心ついた時から、ずっと巨人ファンだったが、彼女が熱烈な阪神ファンだったので、惚れた弱みで軍門に降り、阪神ファンとなった。
- 1945年8月、日本は無条件降伏をして、一切の戦力を失ったと認めて敵の軍門に降った。
- 日本最古の百貨店である三越が、資本増強に苦しみ、景気低迷期であった1990年代に、独自の手法で躍進した伊勢丹の軍門に降った。