【ことわざ】
苦肉の策
【読み方】
くにくのさく
【意味】
自分の体を苦しめてまでも、敵をはかり欺くこと。または苦し紛れの手段。
【語源・由来】
『三国志演義』より。
敵を欺くために、わざと見方の者から自分の肉体に苦痛を受けて、敵陣に逃げ込み相手の軍情を探ろうとする計画。
従来は日本の造語とされていた。
【類義語】
・苦肉の計
・反間の計
【対義語】
ー
【英語訳】
・A plan to deceive the enemy by self-torture.
・A scheme to create dissessions in the rival camp.
「苦肉の策」の使い方


自分で言ってくれば良いでしょう?お母さんは健太くんがいなくて困ってるかもしれないじゃない。

何か頼まれたら、断れないだろう?ぼくが野球の練習に集中するために、ともこちゃん協力してよ。

苦肉の策なのね、気が進まないけど、健太くんのお母さんにはそう言っておくわ。
「苦肉の策」の例文
- 苦肉の策だが、もう他に手段がないんだ。全員がフロントにあがって、シュートを狙うしかない。
- 彼女がこの手紙を書いたのは、苦肉の策だったと思います。去年会ったときには、この手紙に書いてあるようなことはやりたくないと、彼女自身が話していたのを、わたしは覚えています。
- 彼からぼくらの手伝いを申し出てくるなんて意外だな。自分たちのグループに足りないところを学ぶためだと言っていたが、苦肉の策だろう。
- 本意ではないが、一度このチームを解散しようと思う。
苦肉の策だが、わたしたち一人一人が志を持ち続けていれば、必ずまた一緒にやれるときがくるだろう。
さっきぼくのこと探してるのが見えたんだ。