【慣用句】
一山当てる
【読み方】
ひとやまあてる
【意味】
万一をねらって成功し、大儲けすること。
【語源・由来】
「山」とは鉱山(金や銀などがうもれている山)のことで、鉱山を掘り当てることから。
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「一山当てる」の使い方
僕の父さんは、大財閥のお嬢様だった母さんと結婚するために一生懸命働いて社長になったんだけど、その程度の規模の社長では釣り合わないって言われたんだって。
へえ。厳しいわね。
そう。それで、やけになった父さんは、持っていた財産を全部、株に投資したんだって。そうしたら、なんとびっくり、大化けしたらしくて、一山当てることに成功して、ものすごい金持ちになったんだ。
へえ。そして結婚して健太くんが生まれたわけね。
「一山当てる」の例文
- 彼は、一山当てるために海外に行ってくるよと言って旅立ったが、数年後、ハリウッドの映画の重要な役について出演していたので、成功したらしい。
- 彼女は一山当てるために占いを学び始め、占った結果、一番いいと思われる宝くじ売り場でくじを買い、本当に一山当てたのだった。
- 一山当てるために都会に出てきたが、物価が高くて生活をすることができず、一山当てるどころではない。
- 父は公務員を辞め、自分で会社をつくり、新しい商売で一山当てた。
- 彼はラーメン屋で、一山当てて、趣味でお笑い芸人をやっているのだが、それもまた人気がある。
- 彼は、今度こそ競馬で一山当てるために、今日は、競馬場に行く前に神社にお参りしてくると言っていた。