【慣用句】
満を持す
【読み方】
まんをじす
【意味】
弓をいっぱいに引き絞り、そのまま構えている様子で、用意が十分にできて行動に移る時機を待っているたとえ。物事が頂点にまで達して持ちこたえていることもいう。
【出典】
「史記」
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「満を持す」の使い方
ともこちゃん。このアイドルの宣伝文句がすごいんだよ。
へえ。なんて書いてあるの?
満を持して登場。平成最後にして最強のアイドルだって。
へえ。そんなにかわいいの?あら、確かにかわいいわね。これなら満を持して登場という言葉が適切かもね。
「満を持す」の例文
- 満を持して作成した三ヵ年再建計画を携えて、会議に臨んだのだった。
- ずっとこの日のために英語を勉強してきたのだが、満を持して渡英することになったので楽しみ半分、不安半分である。
- 師匠のもとで10年間修業を重ね、ようやく師匠から認められたので、満を持して独立開業することになった。
- ずっと秘めていた想いが募ってきたので、満を持して、この機会に告白することにした。
- とても人気のある漫画で、ファンからは映画化が望まれてきたのだが、ようやく満を持して、今回若手俳優が主演で映画化することが決まった。