【慣用句】
胸を借りる
【読み方】
むねをかりる
【意味】
力の下の者が上の者に相手をしてもらう。
【語源・由来】
相撲で上位の力士に稽古をつけてもらうという意味から。
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「胸を借りる」の使い方
昨日のニュースで、野球の監督が、次の相手は手ごわいけれども、胸を借りるつもりで頑張るって言っていたね。
ああ。言っていたわね。胸を借りるって言っているけれども、負ける気はないと思うわよ。
そりゃそうだよね。負けるつもりで戦う監督はいないよね。
監督が、どんな作戦で来るのか、明日の戦いが楽しみね。
「胸を借りる」の例文
- 彼は、小学生のとき、巡業に訪れていた横綱の胸を借りたことをきっかけに、市の少年相撲クラブに入って本格的な稽古を始めた。
- 前回大会の優勝者に、私が勝てるはずはないのだけれども、でも、胸を借りる気持ちでがんばる。
- 監督が顔が広いおかげで、全国大会常連の学校の胸を借りて、練習試合をすることになったのだが、全国の力がどんなものか楽しみである。
- この一年、先輩の胸を借りて練習してきた成果がありました。
- 師匠の胸を借りて、技を磨いたのだった。