【慣用句】
世を捨てる
【読み方】
よをすてる
【意味】
世の中の普通の生活から離れて暮らす。また、お坊さんや、あまさんになる。
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「世を捨てる」の使い方
僕は、いますぐ世を捨てて、無人島に行きたいなあ。
ど、どうしたの?健太くん!何か悩みでもあるの?
うーん。特に悩みはないんだけど、こう、せかせかした俗世間から離れて生きてみたいなって思ったんだ。
健太くんの気持ちはわかるけれども、無人島での暮らしもそれなりに大変だと思うわよ。
「世を捨てる」の例文
- 彼は、両親を亡くしたことでこの世を儚み、世を捨てて仏門に入り、今は修行中の身なのです。
- 彼は、世を捨てるには、まだまだいろんなことに未練があるようだ。
- 彼は先月、世を捨てて悟りの境地に至るんだと言って、インドに旅立っていったから日本にはいないんだよ。
- 彼は世を捨てると言う旨の手紙を家族に残して、今、どこかの山中で隠遁生活を送っているらしいんだけど、彼のことだからきっと元気だよ。
- あれだけ欲にまみれた人間も珍しいくらいの男なのに、世を捨てるだなんて、そんなの無理に決まっているじゃないか。
- 世を捨てて、自然と共に生きることで、茶道の極意がようやく見えた気がする。