「余り茶に福あり」の意味(類義語)
【ことわざ】
余り茶に福あり
「余り茶に福がある」ともいう。
【読み方】
あまりちゃにふくあり
【意味】
人の残した物に思わぬ幸福が潜んでいるという意味で、先を争って手を出すのは賢明でないという戒めにも使う。
「余り茶」は使い残しの茶のこと。
「余り茶に福あり」ということわざは、「余っているものの中にも思わぬ幸運が隠されている」を表しています。
「余り茶に福あり」は、「余っている茶にも幸運がある」って意味や。
つまり、余っているものの中にも思わぬ価値や幸運が隠れていることがあるってことを教えてくれるんや。新しいものや一見価値があると思われるものだけが、全てを持ってるわけではないってことやな。
【類義語】
・残り物には福がある
・余り物に福あり
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「余り茶に福あり」の解説
カンタン!解説
「余り茶に福あり」っていうことわざは、もしかしたらおいしいと思って残していたお菓子が、いざ食べてみたらすごく美味しかった、みたいなことを表しているんだよ。
つまりね、最初は余っていて、あまり注目されていないものの中にも、思わぬ良さがあったり、うれしい発見があることを教えてくれているんだ。
だから、「余り茶に福あり」は、「見過ごされがちなものの中にも、価値があることを見つけられるかもしれない」っていうことを教えてくれているんだよ。つまり、大切なのはものごとをよく見て、隠れた価値を見つける目を持つことなんだね。
「余り茶に福あり」の使い方
健太くん。参加券を持っているのに、クジ引きを引かないの?
余り茶に福ありっていうだろう?だから、最後に引こうと思っているんだ。
ああ、そうなのね。良いものが当たると良いわね。・・・やったあ。二等が当たったわ!
まだ一等は残っているぞ!あせらず、余り茶に福ありを信じるぞ!
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「余り茶に福あり」の例文
- 余り茶に福あり、ツリーの下に残っていたクリスマスプレゼントは私がずっとほしいと思っていたものだった。
- 余り茶に福あり、年をとってから出会った彼女は余りものなんかではなく最高の伴侶だった。
- クラスの係を決めることになったが、余り茶に福あり、残り物でいいよと言ったら、クラスのマドンナと同じ係になった。
- 余り茶に福あり、残っていた福袋には自分の好みに合う物がたくさん入っていた。
- 余り茶に福ありという言葉があるのだから、そんなに急いで手に取らなくてもいいものは最後に残るよ。