「瓜に爪あり爪に爪なし」の意味(類義語)
【ことわざ】
瓜に爪あり爪に爪なし
【読み方】
うりにつめありつめにつめなし
【意味】
「瓜」という字と「爪」という字を混同せずに正しく覚えるためのことば。
字形が似ていて間違いやすい漢字の区別を教えることばの一つ。
【意味】塵のようなほんの少しの贈り物であっても、贈り主の心の表れである。
「瓜に爪あり爪に爪なし」というフレーズは、実は教訓じゃなくて、文字の形を覚えるための工夫なんだよ。
ええっ、そんなことがあるんかいな。
要するに、「瓜」の字には「爪」がついてるけど、「爪」そのものの字には「爪」がつかないんやな。これはほんまに覚えておかなあかんな。文字の形を覚えるのに役立つやな。
【類義語】
・爪に爪なく瓜に爪あり(つめにつめなくうりにつめあり)
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「瓜に爪あり爪に爪なし」の解説
カンタン!解説
「瓜に爪あり爪に爪なし」っていうのは、実は面白い遊びのようなもので、漢字の「瓜」と「爪」の書き方の違いを覚えるための工夫なんだよ。
「瓜」っていう漢字を見てみると、上に「⺼」っていう形があるでしょ?これがまるで爪がついているように見えるんだ。「爪」っていう漢字にはこれがないから、「爪に爪なし」って言うわけさ。
これは、特に漢字の形が似ていて混乱しがちな「瓜」と「爪」を間違えないように、という意味があるんだよ。つまり、この句は、漢字の書き方を覚えるときのちょっとしたコツ、ヒントを教えてくれるんだね。
「瓜に爪あり爪に爪なし」の使い方
瓜に爪あり爪に爪なしというけれど、「網」と「綱」も似ているよね。
そうね。似ているわね。
この前、新しくクラスメイトになった子の名前を「綱広(つなひろ)」なのに、「網広(あみひろ)」って書いてしまって怒られたよ。
ああ。わかるわあ。私もよく間違えるもの。でも、人の名前は間違えないように気を付けたいものね。
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「瓜に爪あり爪に爪なし」の例文
- 瓜に爪あり爪に爪なしというけれど「日」と「曰」はパッと見ただけでは勘違いしやすい。
- 瓜に爪あり爪に爪なしというけれど、「壼」と「壺」は、間違い探しのようだ。
- 瓜に爪あり爪に爪なしというが、「己」「已」「巳」なんて三つも似ている漢字があるぞ。
- 瓜に爪あり爪に爪なしというが、「酒」と「洒」はいつも間違えるんだ。
- 瓜に爪あり爪に爪なしというように、「崇」と「祟」は似ているが意味がほぼ逆だ。