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【滅相もない】の意味と使い方や例文(慣用句)

【慣用句】
滅相もない

【読み方】
めっそうもない

【意味】
とんでもない。あるべきことではない。

【語源・由来】
「滅相」は、仏教用語で、物事や生物の移り変わりを四段階に分けて考えた時に使われる「四相」という考え方の1つ。この四相では、物事がこの世に出てくる事を「生相」、存在し続ける事を「住相」、変化する事を「異相」、消えてなくなってしまう事を「滅相」としている。この「滅相」が尽きてしまうと命も亡くなってしまうというところから「とんでもない」という意味が含まれて使われるようになった。

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「滅相もない」の使い方

健太
ともこちゃんは今日もきれいだね。
ともこ
いえいえ、滅相もない。健太くんこそ今日も格好いいわね。
健太
いやいや、滅相もない。ともこちゃんの方が・・・。
ともこ
いえいえいえ。滅相もない健太くんの方こそ・・・。

「滅相もない」の例文

  1. 滅相もない、私の出る幕なんてございませんよ。
  2. こんな土砂降りの日に外に出るなんて、滅相もない
  3. このタイミングで辞職するなんて、滅相もないことだ
  4. 人前に立つのが苦手なのに、しかも一人で話さなくてはいけないなんて滅相もない。
  5. 滅相もない、お嬢様をからかうなんて恐ろしいことができるはずがないじゃないですか。
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