「麻殻に目鼻をつけたよう」の意味
【ことわざ】
麻殻に目鼻をつけたよう
【読み方】
あさがらにめはなをつけたよう
【意味】
やせて骨と皮ばかりになった男性のさまをいう。
「麻殻」は、皮をはいだ麻の茎。細くて長くて折れやすい。
あー、そういうことか。つまり、「すごくやせて、骨と皮だけになった」ってことやな。
麻の殻って細いやろ?そんな細さに目と鼻がついてるような感じ、つまり、めっちゃやせてて、弱々しい見た目をしてるんやな。これは、体を大事にすることの大切さを教えてくれるんやな。
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「麻殻に目鼻をつけたよう」の解説
カンタン!解説
「麻殻に目鼻をつけたよう」っていうことわざは、すごくやせて、骨と皮だけのような人の様子を表しているんだよ。
たとえばね、病気で食欲がなくて、ほとんど食べないでいる人や、運動をたくさんして、筋肉が少なく、骨と皮だけになっちゃった人のことを指すんだ。
「麻殻」っていうのは、麻の茎を皮を剥いで、中の繊維だけを取った後のものを指すんだよ。それは細長くてとても薄いんだ。だから、人がすごく痩せて、骨と皮ばかりになったときに、その細さと薄さが麻殻に似ているというわけさ。
だから、「麻殻に目鼻をつけたよう」っていうのは、とても痩せて、骨と皮だけのような人のことを表しているんだね。
「麻殻に目鼻をつけたよう」の使い方
健太くん。久しぶりに見たと思ったら、麻殻に目鼻をつけたようね。どうしたの?
コロナに感染して、一週間何も食べられなかったんだ。
症状が重かったのね。
軽症の人がいろいろ言うけど、あれは風邪じゃないよ。
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「麻殻に目鼻をつけたよう」の例文
- 恋に破れた健太くんは、食事が喉を通らないようで麻殻に目鼻をつけたようになってしまった。
- 医師の指導の下断食をした彼は、麻殻に目鼻をつけたようだった。
- そこに囚われていた人たちは、麻殻に目鼻をつけたようだったという。
- 貧しくて水を飲んで飢えをしのいでいた彼は、麻殻に目鼻をつけたようだ。
- 麻殻に目鼻をつけたような彼に、もっと肉をつけろといって松阪牛を渡す。
まるで、細い麻の殻に目と鼻をつけたような、そんな弱々しい見た目を想像してみてね。