「足寒ければ心を傷る」の意味(語源由来・類義語)

足寒ければ心を傷る
【読み方】
あしさむければこころをやぶる
【意味】
足を冷やすと心臓を悪くする意から、国民の不満が高まると、国家が危うくなるということ。


このことわざは、大切なものを大切にせんと、全体が影響受けるということを教えてくれてるんやな。
【語源・由来】
「古詩源」の「足寒ければ心を傷る、民怨めば国を傷る」より。
【類義語】
・足寒ければ心を傷む
・足寒くして心を痛む
・禍は下から
「足寒ければ心を傷る」の解説
「足寒ければ心を傷る」っていうことわざはね、直訳すると「足が冷たくなると心臓が痛む」っていう意味なんだけど、それをもっと大きな意味で使うこともあるんだよ。
これは、たとえば、国の中で一部の人々(足に例えられる部分)が不満を持っていると、その不満が全体(心臓に例えられる部分)に影響を与えて、国全体(体全体に例えられる部分)が困るということを教えているんだ。
だから、「足寒ければ心を傷る」っていうことわざは、「一部の人々の不満が高まると、それが全体に影響を与えて、国全体が困るよ」という教えを伝えているんだよ。小さな問題を見過ごさないで、早めに解決していくことが大切だね。
「足寒ければ心を傷る」の使い方




「足寒ければ心を傷る」の例文
- 暴動が起きて国会議事堂が占領された。足寒ければ心を傷るというやつだ。
- 国民の悲痛な声に政府は耳を傾けないと、足寒ければ心を傷るということになる。
- 増税を考えているそうだが、議員先生は、足寒ければ心を傷るという言葉を知らないんだろうか。
- 今まで何十年と政治家が対策を怠ってきたツケを若者に払わせるとは、足寒ければ心を傷るという事態になってもしょうがない。
- 失策に次ぐ失策に、足寒ければ心を傷る。























