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【足下から鳥が立つ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・英語)

足下から鳥が立つ

「足下から鳥が立つ」の意味(語源由来・類義語・英語)

意味【ことわざ】
足下から鳥が立つ

「足元から鳥が立つ」とも書く。

【読み方】
あしもとからとりがたつ

【意味】
①身近な所で意外なことが起こる。
②急に思いたってあわただしく物事を始める。

ことわざ博士
「足下から鳥が立つ」ということわざは、身近な場所で予期せぬことが起こるという意味があります。
助手ねこ

おおっ、それは意外な展開やな。足元から鳥がパッと立ち上がるっていうんやから。いきなり思いついて、バタバタと慌てて物事をスタートするってことやねん。

びっくりしたり、急な動きになったりすることがあるけど、それが面白くてドキドキするってわけやな。でもなんか慌てるのも楽しい時もあるんやろうなぁ。

【語源・由来】
草むらを歩いているとき足元から急に鳥が飛び立つので驚かされることから。

いろはかるた(京都)」の一。

【類義語】
・足下から雉子きじが立つ
・足下から竜が上がる
・寝耳に水
・青天の霹靂へきれき

【英語】
Many things happen unlooked for.(予期しなかったことがよく起こるものである)

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「足下から鳥が立つ」の解説

カンタン!解説
解説

「足下から鳥が立つ」っていうことわざは、身近なところで突然、思いがけないことが起こる、または、急に何かを始めることを表しているんだよ。

たとえばね、公園でのんびり歩いていると、足元の草むらから突然鳥が飛び立ったら、きっとびっくりするよね。そのように、何もないと思っていたところから突然何かが起こる、それが「足下から鳥が立つ」っていうことわざのイメージなんだよ。

また、もう一つの意味としては、何も考えていなかった瞬間に、急に何かを思い立ってすぐに行動を始めることも表しているんだ。それはまるで、静かに座っていた鳥が突然飛び立つようなイメージだね。

このことわざは、「いろはかるた(京都)」という遊びの中にも出てくるんだよ。覚えておくといろんな場面で使えるよ!

「足下から鳥が立つ」の使い方

健太
昨日友達と遊んでいたら、友達が急に帰っちゃったんだ。
ともこ
あらどうして?ケンカでもしたの?
健太
違うよ。急になにか思いついたといって、あっという間に走っていってしまったんだ。
ともこ
足下から鳥が立つようだったのね。
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「足下から鳥が立つ」の例文

例文
  1. 息子は何を考えているのかわからないけれど、足下から鳥が立つように、仕事を辞めて海外へ行ってしまった。
  2. うちの嫁は足下から鳥が立つように、家事の仕事の会社を始めたようで驚いた。
  3. 足下から鳥が立つというけれど、こんなことが起こるなんて想像もしていなかった。
  4. 足下から鳥が立つように、定年を迎えた父は陶芸を始めると言って山奥に引っ越しをした。

「足下から鳥が立つ」の文学作品などの使用例

銑之助は足元から鳥の立つように急に思い立って、自ら進んで妻をもらった(田山花袋の生より)

まとめ

身近に思いもよらないことが起こることも、急に物事を始めることも、どちらも驚いてしまうのではないでしょうか。
しかし、急なことにでもしっかりと対処できるようになりたいものですね。


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