「足駄を履く」の意味(類義語)
【ことわざ】
足駄を履く
【読み方】
あしだをはく
【意味】
売買する時や人に頼まれた買い物の時に、実際の値段よりも高い金額をつけて差額を稼ぐこと。ピンはね。
「足駄」は、歯の高い下駄の意。
「足駄を履く」という表現は、本来の価格よりも高い価格をつけて、その差額をもうけるという行為を指しているんだよ。
なるほどな、つまり「実際より高く売って儲ける」っていう行為を言うんやな。
自分の利益のために、ちょっとズルいことをする人たちのことを指してるんやろな。これは、正直さとか公正さが大事ってことを教えてくれてるわな。
【類義語】
・ピンはね
・下駄をはく
・足半をはく
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「足駄を履く」の解説
カンタン!解説
「足駄を履く」っていうことわざは、本当の価格よりも高く設定して、その違いを自分の利益として得るという意味だよ。
たとえばね、お店の人が商品を仕入れるときに1000円で買ったものを、実際には1500円で売って、その500円を自分の利益とするっていうことだよ。これを「足駄を履く」と言うんだ。
「足駄」は、昔の日本で使われていた下駄(げた)のようなもので、これを履くと身長が少し高くなるんだ。その様子から、価格を高く設定することを比喩しているんだね。
なので、このことわざは「商品を高く売って利益を得る」というビジネス戦略を表しているよ。
「足駄を履く」の使い方
ともこちゃん。このライブチケットを売るよ。
本当?行きたかったの。
8000円をいただきます。
足駄を履くの?5000円でしょう?知っているのよ。
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「足駄を履く」の例文
- 頼まれた白菜は300円だったが、500円だったと言って足駄を履く。
- 現代はレシートがあるので足駄を履くことは難しい。
- 500円で売られた品を調べたら、相場は300円だった。足駄を履かされたなあ。
- 彼は、足駄を履くことで小銭を稼いでいる。
- 100円ショップで買った品を高そうに見える画像でフリマアプリに出品している人がいる。足駄を履かされないようにね。