「愛想も小想も尽き果てる」の意味(類義語・英語)
【ことわざ】
愛想も小想も尽き果てる
【読み方】
あいそもこそもつきはてる
【意味】
あきれ果てて好意や信頼感を失うこと。
人間関係って、一つや二つ我慢できても、限界ってあるんやね。気をつけないと、相手を傷つけてしまうかもしれへんな。
【類義語】
・愛想も臍の緒も尽き果てる
・愛想を尽かす
・愛想尽かし
【英語訳】
Neither affection nor imagination is exhausted.
「愛想も小想も尽き果てる」の解説
「愛想も小想も尽き果てる」っていう言葉は、もう我慢の限界って感じで、どうにも好きになれない、または、もう気に入らないっていう意味だよ。
例として、何回も同じことで困らせる友達に、最初は「大丈夫、次回がんばればいいよ」と思っていたけど、だんだん「もう、本当に困ったもんだ…」って感じることがあるよね。その時にこの言葉がピッタリ。
この中の「こそ」という部分は、言葉をしっくりと響かせるためのおまけのようなもので、重要な意味は持っていないんだ。このフレーズを使うと、どれだけそのことにがっかりしているかを、すごく強く伝えることができるよ。
「愛想も小想も尽き果てる」の使い方
「愛想も小想も尽き果てる」の例文
- 彼は仕事でミスが多く、愛想も小想も尽き果てた。
- 浮気性な彼氏に、愛想も小想も尽き果てたわ。
- あいつがそんな奴だったなんて、愛想も小想も尽き果てた。
- 犯罪を犯すなんて、愛想も小想も尽き果てた。
「愛想も小想も尽き果てる」の文学作品などの用例
そのうえ、かんじんの引越しそばをあつらえるのは忘れてきたというに至っては、われながら、愛想も小想も尽き果ててしまいましたよ。(正岡容の初看板より)