「足を万里の流れに濯う」の意味(語源由来)
【ことわざ】
足を万里の流れに濯う
【読み方】
あしをばんりのながれにあらう
【意味】
ゆったりして世俗を超越していること。自然に帰って世俗の汚れを洗い落とすこと。
「足を万里の流れに濯う」という表現は、非常にリラックスして、日常の喧噪から離れている状態を表しているんだ。。
あー、わかるわかる。つまり、「ゆったりとして、日常の喧騒から離れている」ってことやな。
一万里もの長い川で足を洗うなんて、それはそれはゆったりとした時間やな。そんな風に日常の騒ぎから離れて、自分自身と向き合っている状態を描いてるんやろな。
【語源・由来】
「左思-詩」より。一万里の長い川で汚れた足を洗う意。
詩の題名は、「詠史」。「衣を千仞の崗に振るい、足を万里の流れに濯う」とある。
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「足を万里の流れに濯う」の解説
カンタン!解説
「足を万里の流れに濯う」っていうことわざは、自分が日常生活や世俗から離れて、心地よくリラックスしている状態を表す言葉なんだよ。
想像してみてね。とても長い、一万里もの川があるとして、その川の水で自分の足を洗うんだ。それって、普通の生活から少し離れて、のんびりと時間を過ごしているような感じでしょ?それがまさにこのことわざが言いたいことなんだ。
このことわざは、普通の生活や雑事から離れて、自分の時間を大切に過ごすことが、とても大切だということを教えてくれるよ。だから、「足を万里の流れに濯う」っていう言葉は、自分の心地よさを大切にすることを忘れないように、リマインダーとして使えるんだよ。
「足を万里の流れに濯う」の使い方
彼は、足を万里の流れに濯うような人だよね。
資産家の息子なのよ。お金や将来の心配のない人は悠悠としているわよね。
そういえば育ちの良さが出てるね。
困った経験が無いから、人をねたんだり怨んだりもしないし、何だか超然としているわよね。
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「足を万里の流れに濯う」の例文
- 仏門に入り、足を万里の流れに濯う。
- 天国に行くためには、足を万里の流れに濯う必要がある。
- 社会に出て汚れきってしまった気がする。足を万里の流れに濯うように、煩悩を洗い流したい。
- 神の前で首を垂れることで、ある程度、足を万里の流れに濯うことができる。
- 人里離れた所に住む彼は、足を万里の流れに濯う如く、仙人のような雰囲気をまとっている。