「家売れば釘の価」の意味(類義語)
【ことわざ】
家売れば釘の価
【読み方】
いえうればくぎのあたい
【意味】
高額で立派な家でも、売れば釘の値段くらいの安値になるということ。
なるほどな。つまり、「新しいときは高いけど、古くなると値段がすごく下がる」ってことやな。
新築の家を建てるのには大金がかかるけど、それが古くなったら、釘の価格くらいしか値がつかんくなるというのやな。大切なものも時間が経つと価値が下がるってことを教えてくれてるわけやな。
【類義語】
・家売らば縄の価
「家売れば釘の価」の解説
カンタン!解説
「家売れば釘の価」っていうことわざはね、たとえば新しい家を建てるときには、すごくたくさんのお金がかかるけど、その家が古くなって売るときにはもう価値がほとんどなくて、釘一本分の値段しかつかないっていうことを表しているんだよ。
例えばね、新しいおもちゃを買うときは、すごくワクワクして、高いお金を出しても平気だよね。でも、そのおもちゃが古くなってもう遊ばなくなったときに誰かにあげるとすると、ほとんどお金にならないって感じだよ。
このことわざは、物事の価値は時間や状況によって変わる、ということを教えてくれるんだ。新しく買ったものも、時間が経つと価値が下がる。だから、大切なものは、手に入れたときから大切に扱おうね。
「家売れば釘の価」の使い方
この家を売ったらいくらくらいになるかな。
ここは田舎だから家売れば釘の価ね。
そんな程度にしかならないの?
田舎過ぎて買い手がつかないもの。
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「家売れば釘の価」の例文
- 家売れば釘の価とならないよう、駅近物件を購入する。
- 新築が人気なので、中古だと家売れば釘の価となる。
- 都心では購入価格の二倍以上で中古物件が売れることもある。家売れば釘の価というのは都心では通用しない。
- 家売れば釘の価だが、固定資産税を払い続けるより余程いい。
- 豪邸だが古い家なので隙間風がひどく、家売れば釘の価となるだろう。
「家売れば釘の価」ということわざは、新しく家を建てるのには大きな費用がかかるけど、その家が古くなって売るときには、その価値は大幅に下がってしまう、という意味があるんだよ。