「医者の自脈効き目なし」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
医者の自脈効き目なし
【読み方】
いしゃのじみゃくききめなし
【意味】
客観的に自分を見ることは難しいということ。
「医者の自脈効き目なし」ということわざは、たとえ自分が専門家であっても、自分自身の問題に対しては客観的な判断が難しい、という意味を持っているんだよ。
つまり、「自分のことになると冷静に判断ができない」ってことやな。
たとえば、医者でも自分の病気になったら、冷静に見つめるのが難しいんやな。みんなも、自分のことになると、ちょっと見えにくくなることあるよな。自分自身のことは客観的に見るのが難しいんやな、これは。
【語源・由来】
医者でも自分の治療となるとうまくいかないものだという意から。
【類義語】
・易者身の上知らず
・陰陽師身の上知らず
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「医者の自脈効き目なし」の解説
カンタン!解説
「医者の自脈効き目なし」っていうことわざはね、たとえ自分の専門でも、自分自身のことになると、ちゃんと対処できないことがあるっていう意味だよ。
考えてみて、医者は他の人の病気を診て治療することは上手でも、自分自身が病気になった時には、自分自身で治療するのは難しいよね。自分のことだと、冷静に判断できなかったり、ちゃんと自分の体調を見ることが難しかったりするんだ。
それと同じように、たとえ自分の専門でも、自分自身のことになると、ちゃんと対処できないことがあるんだよ。だから、「医者の自脈効き目なし」っていうことわざは、「自分自身のことになると、冷静な判断が難しくなることがある」っていう教えを伝えてくれているんだ。
だから、自分自身の問題に対処するときは、自分一人で考えずに、他の人の意見も聞いたり、助けを求めたりすることが大切だよ。
「医者の自脈効き目なし」の使い方
僕って優秀だよね。
医者の自脈効き目なしというからね。
客観的に見れてない?
見れてないわよ。もっと優秀な生徒が周りにたくさんいるじゃない。
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「医者の自脈効き目なし」の例文
- この作品を読んでみて欲しい。医者の自脈効き目なしというが、自分では客観的に評価することができない。
- 彼はカウンセラーだが、医者の自脈効き目なしで自分の心の病には対処できない。
- 医者の自脈効き目なしというほど客観視というのは難しい。
- 専門分野や得意分野であっても、医者の自脈効き目なしだ。
- 客観的に自分を見るのは医者の自脈効き目なしで難解なことだ。でも、それができるようになったら一人前の女優だ。