「石を抱きて淵に入る」の意味(語源由来・出典・類義語)

石を抱きて淵に入る
いしをいだきてふちにいる
【意味】
むやみに大きな危険をおかしたり、命を落とすことのたとえ。


それをわざわざ選んでしまう人のことを指すんやな、このことわざは。あんまり無駄なリスクをおかんように、ちゃんと自分の命を大切にしようって教えてくれてるんやな。
【語源・由来】
石を抱いて淵に入ると浮き上がることができないことから。
【出典】
「韓詩外伝」三
【類義語】
・薪を負いて火に入る
「石を抱きて淵に入る」の解説
「石を抱きて淵に入る」ということわざは、無駄に自分の命を危険にさらす行為や、理由もなく自分を危険な状況に投げ出すことを表すたとえだよ。直訳すると、「石を抱えて深淵に飛び込む」つまり、確実に沈む行為、つまり自滅的な行為を指すんだ。
例えば、無計画に大きな借金をすることや、必要以上に危険なスポーツに挑戦することなどは、「石を抱きて淵に入る」に当てはまる行動と言えるね。これらの行動は、無益であるばかりか自分自身を不必要に危険な状況にさらす可能性があるからだよ。
そのため、「石を抱きて淵に入る」行為は避けるべきで、常に安全とリスク管理を考慮した行動を心掛けるべきだね。
「石を抱きて淵に入る」の使い方




「石を抱きて淵に入る」の例文
- 冬山登山は石を抱きて淵に入るだ。玄人でも亡くなることがある。
- 戦地に写真を撮りに行くとは、石を抱きて淵に入るだな。
- 石を抱きて淵に入るような命知らずな行為は慎みましょう。
- 感染症が蔓延している国に渡航するのは、石を抱きて淵に入るというものだ。
- 難民を救いたいという気持ちは崇高だが、テロリストが暗躍している町だから石を抱きて淵に入るのと同じだよ。























