「一片の雲も日を蔽う」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
一片の雲も日を蔽う
【読み方】
いっぺんのくももひをおおう
【意味】
小さなものでもときには侮れないことがある。
「一片の雲も日を蔽う」は、小さなものでもその存在や影響力が大きいことを示すんだよ。
「一片の雲も日を蔽う」ってのはね、小さなものでも、それがすごい影響力を持つことがあるっていう意味のことわざやで。
つまり、一つの小さな雲が、太陽を隠して日差しをさえぎることができるっていう話から来てるんや。
【語源・由来】
一片の雲でも太陽をおおい、日をさえぎることから。
【類義語】
・一指もまた明を蔽う
・一葉目を蔽えば泰山を見ず
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「一片の雲も日を蔽う」の解説
カンタン!解説
「一片の雲も日を蔽う」っていうことわざは、見た目は小さくても、その影響力はすごく大きいことがあるよと教えてくれる言葉なんだよ。
たとえばね、晴れた日に小さな雲がぽっかり浮かんでいても、それがちょうど太陽の前に来ると、その小さな雲一つで日差しを遮ってしまうんだよね。それって、小さなものでも、ときには大きな影響を与えることがあるっていうこと。
だから、「一片の雲も日を蔽う」っていうことわざは、「小さなことでも侮れない、それが大きな影響を及ぼすこともあるよ」っていうことを教えてくれているんだよ。小さなことでも、その結果が大きいことがあるから、全てのことを大切に、一生懸命にやるべきだよね。
「一片の雲も日を蔽う」の使い方
あのチームの選手はみんな小さいね。
一片の雲も日を蔽うというわよ。小さいからと侮ってはいけないわ。
すばしっこい動きをするかもしれないよね。
もしくは、健太くんよりも高く跳ぶかも。
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「一片の雲も日を蔽う」の例文
- 小さいからと馬鹿にして放っておくと、一片の雲も日を蔽うというようにこの国をおおう存在になるかもしれない。
- 一片の雲も日を蔽うというから、物事は大小で判断してはいけない。
- 些細なことでも一片の雲も日を蔽うこともあると念頭に置くことは大事だ。
- わずかなものでも、一片の雲も日を蔽うという侮り難い面があるものだ。
- 身分が低くても一片の雲も日を蔽う。侮っていると痛い目を見る。