「烏集の交わり」の意味(語源由来・出典・類義語)
【ことわざ】
烏集の交わり
【読み方】
うしゅうのまじわり
【意味】
嘘ばかりで心がこもらない交際のこと。
「烏集」は、カラスの集り。
あ、それってつまり、カラスたちががやがやと集まってるのと同じで、本当の絆や信頼がない集まりのことを言うんやな。そして、みんなが自分の得だけを考えてるような集まりやグループのことも指してるんや。
見た目ばっかりの、中身のない関係ってことやな。これは、ちゃんとした絆や信頼を持つことの大切さを教えてくれる言葉やな。
【語源・由来】
烏を疑い深い鳥と考えて、自分の利益のために争うとしたことから生まれた言葉。
【出典】
「管子」
【類義語】
・なめくじも一代
・蠅取蜘蛛も一生、袋蜘蛛も一生
【スポンサーリンク】
「烏集の交わり」の解説
カンタン!解説
「烏集の交わり」っていうことわざは、カラスががやがやと集まる様子から来ていて、うそつきが多くて、本当の友情がなくて、ただ表面上だけでつるんでいる人たちの集まりを指すんだよ。
たとえばね、友達がたくさんいるけど、それが全部遊び友達で、困ったときに頼れる本当の友達がいない、みんながみんな、自分の得になることしか考えていないような集まりを指すんだよ。
「烏集」っていうのは、カラスが集まっている様子を表していて、カラスは警戒心が強くて、自分の利益しか考えないとされているから、そのイメージを使っているんだ。だから、「烏集の交わり」っていうのは、嘘つきが多くて、本当の信頼関係がない、自分の利益ばかりを考えるような集まりを表しているんだよ。
「烏集の交わり」の使い方
ママ友って烏集の交わりってイメージだよね。
怖い集団よね。
顔は笑っているのに、足元は互いを蹴り合っている感じだね。
そんな中で真のママ友が見つかった人は幸せね。
【スポンサーリンク】
「烏集の交わり」の例文
- ビジネスの付き合いは烏集の交わりで、本音の付き合いではないがそれはしょうがない。
- 烏集の交わりばかりでは人生楽しくない。
- 同期とはいっても、お互いライバルでうそ偽りが飛び交う烏集の交わりだ。
- 烏集の交わりで疲れた心が、親友のともこちゃんとの何気ない会話で癒される。
- 運動部は先輩に気をつかうし、メンバー同士がスタメン争いの烏集の交わりで大変だ。
また、自分の利益だけを追求するような集団のことも表しているよ。