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【内裸でも外錦】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

内裸でも外錦

「内裸でも外錦」の意味(語源由来・類義語)

意味【ことわざ】
内裸でも外錦

【読み方】
うちはだかでもそとにしき

【意味】
内情がいかに苦しくても、世渡りには体裁を取り繕うことが必要だということ。世渡りの方法をいう。

ことわざ博士
「内裸でも外錦」ということわざは、家の中では貧しくとも、外では見栄を張るということを示しているんだよ。

つまり、内部の状況がどうであれ、外面や世間体を保つことの重要さを強調しているのだ。

助手ねこ
あぁ、それはつまり、「家の中では困ってても、外ではキレイな姿を見せることが大事」ってことやな。

自分の家での事情を隠して、外での顔はちゃんと保つ。なんか、人ってやっぱり他人の目を気にしてる部分があるんやな。これは、外見や立場を大切に思う人々の心情をよく表してるわ。

【語源・由来】
家の中では裸に近い姿をしていても、外出のときは立派な服装をして世間体を取り繕う意から。

【類義語】
・世間は張り物

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「内裸でも外錦」の解説

カンタン!解説
解説

「内裸でも外錦」っていうことわざは、自分の本当の状況がどんなに大変でも、他人に対しては良い顔を見せなければならない、っていう意味なんだよ。

例えばね、自分の家では何もないほど貧しくても、学校や友達の前では困っている様子を見せずに、普通に過ごしているかのように振る舞うことを表しているんだよ。

「内裸」っていうのは、自分自身が困っている、大変な状況にあることを指していて、「外錦」っていうのは、他人に対して良い面を見せることを意味しているんだ。だから、「内裸でも外錦」っていうことわざは、本当の自分の状況がどうであれ、他人に対しては良い姿を見せ続ける、っていうことを教えてくれるんだよ。でもね、本当に困った時は、信頼できる人に助けを求めるのも大切なんだよ。

「内裸でも外錦」の使い方

ともこ
健太くん。ちゃんとした格好で出かけなさいよ。
健太
このままでいいんじゃない?
ともこ
内裸でも外錦よ。家ではスウェットでも外では立派にふるまわないとなめられるわよ。
健太
人を外見で判断してはいけませんって教えられるけど、やっぱり外見は大事なんだね。
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「内裸でも外錦」の例文

例文
  1. 家の名に傷をつけるわけにはいかぬ。内裸でも外錦だ。
  2. 借金をしてでもドレスを買って着飾り、内裸でも外錦を心がける。
  3. 彼は常にブランド物を身にまとているが、内裸でも外錦で家計は苦しいらしい。
  4. 何とかやりくりして服にお金をかけ、内裸でも外錦とうまく世渡りをしていつか出世する。
  5. 内裸でも外錦と教えられていたので、食費を削ってでも衣類にはお金をかける。

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