「かがみ女に反り男」の意味
【ことわざ】
かがみ女に反り男
「こごみ女に反り男」ともいう。
【読み方】かがみおんなにそりおとこ
【意味】
女は前にかがみうつむき加減の姿が良く、男は胸を張り反り加減の姿が良いということ。
ほんまにそうやな。女性は少し控えめに見えるほうが、品があってええってことやね。
一方で、男性は胸を張って、ちょっと力強いほうがカッコええってわけや。これは、人々が考える理想の男女の振る舞いを教えてくれる言葉なんやな。
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「かがみ女に反り男」の解説
カンタン!解説
「かがみ女に反り男」っていうことわざは、女性が少し下を向いて控えめな姿が美しいとされること、男性が少し胸を張って誇らしげな姿が立派だとされることを言っているんだよ。
このことわざは、昔の日本での人々の考え方や、男女の理想的な態度について表しているものなんだ。
例えば、お話や映画で昔のお姫様がうつむいて歩いている姿を見たことがあるかな?それが「かがみ女」の部分で、控えめで上品な態度が美しいとされていたんだよ。
そして、お侍さんが胸を張って堂々と歩いている姿が「反り男」の部分で、そのような姿勢が男性にとって立派だとされていたんだね。
このことわざは、昔の人々の価値観や、男女がどう振る舞うべきかという考え方を教えてくれる言葉なんだよ。でも、今の時代は男女の振る舞いに関してもっと自由になっているから、この言葉は古い考え方を表している部分もあるんだね。
「かがみ女に反り男」の使い方
どんな姿勢で写ればいいかな。
かがみ女に反り男っていうから前かがみでうつむき加減が良いなあ。
暗い女に見えない?
控えめで慎ましく見えるよ。いいよー。素敵だよー。
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「かがみ女に反り男」の例文
- かがみ女に反り男というから、昔は自己主張しないタイプの女性が尊ばれたのだろう。
- 我が家は亭主関白だからか、家族写真の父母はかがみ女に反り男であることが多い。
- 健太くんはかがみ女に反り男で、いつも自信満々そうだ。
- うつむき加減の女性や胸を反った男性が素敵だというが、かがみ女に反り男は現代では通用しない。
- かがみ女に反り男というからか、彼の描く女性はうつむいていることが多い。
このことわざは、性別ごとの理想的な態度や姿勢を描いているんだ。