「陽炎、稲妻、水の月」の意味(語源由来)
【ことわざ】
陽炎、稲妻、水の月
【読み方】
かげろう、いなづま、みずのつき
【意味】
手に取ることがかなわないもののこと。身軽で素早いもののこと。
あー、それはなかなか面白い表現やな。陽炎も稲妻も水の月も、見えるけどつかまえるのはむずかしいもんな。
つまり、何かを追いかけても、すぐにはつかまえられへんものがあるってことやな。追い求めるものがある人にとっては、いい教訓になりそうやね。
【語源・由来】
いずれも手に取ることができないものであることから。
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「陽炎、稲妻、水の月」の解説
カンタン!解説
「陽炎、稲妻、水の月」っていうことわざは、すごく速いものや、つかまえることができないものを表しているんだよ。
考えてみてね:
- 「陽炎」は、暑い日に地面から立ち上るゆらゆらとした光。触れようとしても掴めないでしょ?
- 「稲妻」は、雷の光で、ぱっと光ってすぐ消えちゃうから追いつけないよね。
- 「水の月」は、水面に映る月で、手を伸ばしても取ることができないものだよ。
このことわざは、こういうものたちのように、本当に速くて、またはつかむことができないものを例えるのに使うんだ。
たとえば、クラスで一番速く走る友達がいたら、その友達が「陽炎、稲妻、水の月」みたいに速いって言うことができるよ。あるいは、夢を追い求めることが、このことわざのようにつかみにくいことの例えとして使うこともできるんだよ。
とても美しい比喩で、物語や詩でよく使われることもあるんだよね。
「陽炎、稲妻、水の月」の使い方
健太くん早く捕まってよ。
やだよー。
まるで陽炎、稲妻、水の月ね。健太くんが捕まらないと鬼ごっこが終わらないわ。
まだまだ続けようよ。
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「陽炎、稲妻、水の月」の例文
- 忍者は陽炎、稲妻、水の月のような動きをするという。
- 夢は陽炎、稲妻、水の月で手に取ることができないが、かなえて現実とすることはできる。
- 亀は意外と陽炎、稲妻、水の月なんだ。ウサギにはかなわないかもしれないけどね。
- 雲はつかめそうなのに、水蒸気だから陽炎、稲妻、水の月だ。
- 虫を退治したいのに、陽炎、稲妻、水の月のように捕まえることも叩き潰すこともできない。
陽炎や稲妻、水の月のように、目には見えるが手に取ることができないものを表しているんだ。