「尻に火が付く」の意味
【慣用句】
尻に火が付く
【読み方】
しりにひがつく
【意味】
物事がさしせまって追い詰められ、あわてること。
なるほど、つまり「ものすごく焦って、すぐに行動しなきゃいけない状況になる」ってことやな。尻に火が付いたら、もうのんびりしてる場合じゃないってことやね。
これは、いざという時に慌てないように、常に準備しとかなあかんってことを教えてくれる言葉やな。
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「尻に火が付く」の解説
カンタン!解説
「尻に火が付く」ということわざは、事態が非常に緊急になって、自分が追い詰められたり、大変な圧力を感じたりする状態を表しているんだよ。
たとえば、試験の勉強を後回しにしていたら、いきなり試験日が近づいてきて、急いで勉強しなければならなくなることがあるよね。そういう時に感じる、「もう時間がない!」という焦りやプレッシャーが「尻に火が付く」っていう状態なんだ。
このことわざは、物事を先延ばしにしすぎると、最後にはすごく困った状態になることがあるって教えてくれるんだ。だから、事前に準備をして、物事を計画的に進めることが大切だよ、っていう意味が込められているんだね。
「尻に火が付く」の使い方
健太くん、夏休みはあと一週間ね。そろそろ尻に火が付いて宿題にとりかからないと間に合わないわよ。
ともこちゃん、実はまだなんだ。尻に火が付いていて、焦ってはいるんだけどね。あはは。
えー、まだなの?尻についた火が体中に燃え移って、燃えつきてしまうわよ。今すぐに、宿題をやらないと。
そうだね。燃え尽きるのはいやだな。すぐに帰って宿題をしまーす。
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「尻に火が付く」の例文
- 宿題の提出期限が近づき、尻に火が付く。
- 僕の尻に火がついている。なぜなら、次の契約を取ることができなかったら会社をやめなくてはいけないからだ。
- やらなくてはいけないと思うのだが尻に火が付くまで仕事にとりかかるとができない。
- 明日が期限だと気づいた瞬間尻に火が付いた。
- 次のテストで赤点だと部活禁止令が出るので尻に火が付いた。
【注意!】間違った例文
❌「授業が始まる前に教科書を忘れたことに気がついて、尻に火が付いた。」
この使い方は間違い。「尻に火が付く」は、あわてているだけのときには使わないので注意。
まるで尻に火が付いてしまったような、非常に急がなければならない状況を表現しているんだよ。