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【痺れを切らす】の意味と使い方や例文

痺れを切らす

「痺れを切らす」の意味

意味

【慣用句】
痺れを切らす

【読み方】
しびれをきらす

【意味】
長い間待って、一刻も我慢できないようす。

ことわざ博士
「痺れを切らす」という言葉は、長い時間待たされて、とうとう我慢できなくなるという状況を表しているんだよ。
助手ねこ
はは~ん、なるほど。つまり、この前のバスを待ってるときに、30分も40分も来へんから、足がもげそうになって「もうあかん!歩いて行くわ!」ってなったみたいなことか。

長いこと待たされて、最後には「もうええわ!」ってなる感じやな。小さい子が「いつやねん!」って騒ぐのも、まさにこれやな。

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「痺れを切らす」の解説

カンタン!解説
解説

「痺れを切らす」っていうのはね、ずっとずっと待ってると、足とかがじんじんして動かなくなるような感じだよね。でもこの言葉は、本当に体のことを言ってるわけじゃなくて、何かを待っているときに、もう待ちくたびれて、我慢の限界!ってなることを表しているんだ。

たとえば、お友達が遊びに来るって言ってたのに、時間になってもなっても来ない時、最初は「もうちょっと待とう」と思っていても、だんだん「遅いなあ」とイライラしてくるでしょ? それで、とうとう「もう待てない!」って思っちゃうこと。これが「痺れを切らす」っていう感じなんだよ。

「痺れを切らす」の使い方

健太
あれ?ともこちゃん。なんで僕の家に来たの?今日の待ち合わせ場所は駅じゃなかったっけ?
ともこ
そうよ。その駅で一時間も待ったのに健太くんが来ないから、痺れを切らして直接ここまで来たのよ。
健太
あれ?待ち合わせは三時じゃなかった?
ともこ
違うわよ。二時よ!
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「痺れを切らす」の例文

例文
  1. いつもならよくタクシーを見かけるのに、急いでいるときに限って、タクシーが来ないので痺れを切らした。
  2. 彼は、僕の反応をうかがっていたが、僕がなにも話さないでいると、痺れを切らしたように再び言葉を紡ぎはじめた。
  3. 社長の居場所なら、あなたが遅いことに痺れを切らして、自分で写真を撮ってくるって、出て行ったから分からないわよ。
  4. レジの店員がもたもたしていたので、痺れを切らして違うレジに並んだら、そこは客がもたもたしていて、結局さらに遅くなった。
  5. 時間指定の宅配の荷物を待っていた彼は、荷物が来ないことにとうとう痺れを切らし、宅配中のトラックを探しに外に出て行った。