「金は片行き」の意味(類義語・対義語)
【ことわざ】
金は片行き
【読み方】
かねはかたいき
【意味】
金はある所にはあるが、無い所には無いものだということ。
あー、それは「金は一部の人や場所に集まりやすいけど、他の所にはあまり行かへん」ってことやな。
金の流れが偏ってるってことか。金持ちがさらに金持ちになって、金のない人はそのままっていうのがよくある現象やな。
【類義語】
・金と子供は片回り
【対義語】
・金銀は回り持ち
・金は天下の回り持ち
・金は浮き物
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「金は片行き」の解説
カンタン!解説
「金は片行き」っていうのは、たとえば、トンネルの中で一方通行のように、お金はある人のところにはたくさんあるけど、ない人のところには全然ないっていう意味だよ。
簡単に言うと、お金は均等にみんなのところに行くわけじゃなくて、ある人のところにはたくさん集まってきて、他の人のところにはあまり来ないってこと。だから、お金がたくさんある人と、あまりない人がいるんだよ。それをこの言葉で「金は片行き」と言っているんだよ。
「金は片行き」の使い方
急激な円安や物価高騰で苦しんでいるのに政治家は無為無策だよね。
金は片行きだから、政治家やその取り巻きの金持ちはお金に困っていないのよ。
お金持ちのためのお金持ちによる政治なんだね。
庶民がいないとこの国は成り立たないことを知るべきね。
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「金は片行き」の例文
- 増税に次ぐ増税で金は片行き、僕の預金は底をつく。
- 出費ばかりで収入は増えず金は片行きだ。
- 金は片行きで貧しさから脱することができずにいる。
- お金持ちのもとにお金が集まり、金は片行きで貧乏人は貧乏なままだ。金の往復切符があれば良いのに。
- 近所の豪邸を見てからぼろい我が家を見ると、金は片行きだと実感する。
つまり、金はある場所や人に集まる一方、他の場所や人には行かない、ということを示しているんだよ。