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【風、条を鳴らさず】の意味と使い方や例文(出典・語源由来)

風、条を鳴らさず

「風、条を鳴らさず」の意味(出典・語源由来)

意味【ことわざ】
風、条を鳴らさず

【読み方】
かぜ、えだをならさず

【意味】
世の中が平和で穏やかであること。

「条」は、小枝。
ことわざ博士
「風、条を鳴らさず」という表現は、風が吹かず、竹や木の条が鳴らない様子から来ているんだ。

このことわざは、世の中が静かで平和な時期を表しているんだよ。

助手ねこ
あー、それはもう、何も騒がしくないってことやな。みんながおとなしくて、何も問題ないときのことを言うんやろうな。

ほんまに、こんな時代がずっと続いてほしいような気がするわ。太平やから、ゆっくり休んで、楽しいことを楽しめるもんな。

【出典】
論衡ろんこう

【語源・由来】
木の枝を鳴らすほどの風も吹かないということ。

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「風、条を鳴らさず」の解説

カンタン!解説
解説

「風、条を鳴らさず」っていうことわざは、昔の中国の本から来ているんだよ。これは、風が吹かないで、何も音を立てないような、とても静かで平和な様子を表しているんだ。

ここでいう「条」っていうのは、旗や幟のことで、風が吹くとガタガタと音を立てることがあるんだよ。でもこのことわざでは、風も吹かず、旗も音を立てず、すごく静かで平和な状態を想像させるんだ。

例えば、学校が休みでみんなが家で過ごしているような日に、遊び場に誰もいない時、すごく静かで何も起こらないような感じがあるよね。そのような静かで平和な様子を言いたいときに、このことわざを使うことができるんだ。

このことわざは、みんなが仲良く暮らしていて、何も問題がない、とっても平和な状態を上手く表現してくれるんだよ。だから、静かで落ち着いた時に、この言葉を思い出してみてね!

「風、条を鳴らさず」の使い方

ともこ
風、条を鳴らさずね。
健太
戦争のニュースも紛争のニュースもないし、残虐な事件の話も聞かない。
ともこ
良い世の中になったわね。
健太
安心して暮らせるから子供の出生率が上がったらしいよ。やっぱり平和が一番だね。
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「風、条を鳴らさず」の例文

例文
  1. 彼が首相になってから風、条を鳴らさず、天下泰平の世です。
  2. 戦争が終わり、風、条を鳴らさずとなるといい。
  3. 全ての国が武器を放棄し風、条を鳴らさずの世が実現した。
  4. 風、条を鳴らさずの世界に変わるには、人間は愚かすぎる。
  5. 人を裁くことができるのは神だけだと認識すれば、風、条を鳴らさずとなれるだろう。

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